カーテンで暖房効率を上げる

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今日は大ネタを書こうかと思っていたら、妻からメールが来てNHKの教育番組夜9時の「住まい自分流 DIY」でカーテンでひと工夫で暖房効率を上げることをやっているというので、会社でその番組をみていました。


ここ最近すごく寒いので、カーテンで寒さ対策ということでテレビの内容をお話しましょう。


暖房効率よく部屋を暖めるには、窓際のカーテンに工夫をしましょうということで、カーテンの丈と生地について説明していました。
まず、丈に関しては床や出窓のカウンターとの隙間をなくすように裏の裾に別の生地をあてがってそれを安全ピンでとめて隙間をなくすということです。部屋側からみると、カーテンの裾から別の生地がベロンとでているような感じです。


あまり意匠的にはカッコよくないですね。このテレビをみてカーテンを販売する時に、共生地で取り外しが自由で裾の丈を伸ばすものを売ろうかと思いました。商品名は「裾スルー」なんてどうでしょうか?


2つ目の工夫として後から裏地をつけるという事をいってました。裏地をつけることによって生地が厚くなりますし、新たな空気層をつくります。それによって暖房効率は高くなります。後からつけるフラット裏地というのがホームセンターで販売していて、フックをはずして一体にしてとりつけることができます。


当店もオーダーでフラット裏地「うらだ」という商品を販売しています。このことに関してはここ(←クリック:2006年5月30日のブログ)を読んでください。店内にも展示していまして今、写真を撮りました。当店の「うらだ」は縫込みアジャスターフックにも取り付けできるようになっていましてフィスバやインハウスの高級縫製仕様にも対応できます。裏地は遮光2級の裏側が白色になっているものを使っています。


うらだ1うらだ2うらだ3


 


 


 


 


 


 


 


 


うらだ4


 


 


 


 


 


 


 


 


3つ目の寒さ対策の工夫としてはレールの上に塩ビのカッティングシートを乗せて上からの冷気の漏れを防ぎなさいと言ってました。いわゆる正面付け(壁付け)になっているレールの上に板をのせるような感じでカーテンボックスのように上を塞ぎます。


でも、天下のNHKも最近はモラルが低下しており、勉強がたらないのか、カーテンのリターン仕様については何も言っていませんでした。


リターン仕様に関してはここ(←クリック:2007年10月27日のブログ)を読んでください。これも寒さ対策に効果があります。当店では無料のオプションです。
これはオーダーカーテン発注時にリターン仕様というと両端を通常よりフラットで10cmぐらい長くつくり、くるっと回してレース用のレールのキャップに引っ掛けるやり方で両端からの冷気の漏れを防ぎます。


すでに出来上がったものに関しては、下の写真のように、巾が片開き分で12~13㎝余裕があれば、端から1つ手前のフックを手前のレールのキャップに引っ掛けて、端のフックをくるっと回してレース用のレールのキャップに引っ掛けましょう。このような形がリターン仕様です。


リターン1リターン2リターン3



 


 


 


 


 


 


 


 


 


もし、カーテンの巾が短かったら、思い切ってドレープ(厚手)カーテンの端のフックを手前のレールの端に引っ掛けないで、レース用のレール(奥のレール)にひっかけましょう。


リターン4ちょい無茶かな。これで隙間からの冷気はかなり違うと思います。


 


 


 


 


 


 


 


この場合、レースが固定のキャップの輪仁引っ掛けられなくなると下の写真のような固定するようなものもあります。後入れストッパー。


リターン5


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


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 織物研究会  私はチーム・マイナス6%です


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