フラットカーテン

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先日、4年前に取り付けたフラットカーテンのクリーニングの依頼をうけ、本日納品に行ってきました。


最近はフラットカーテンはよくでますがどのぐらいの倍率にするのがきれいなのかということをよく聞かれます。
2006年7月2日に書きましたブログ「フラットカーテンは何倍にするのがいいか」を先にお読みください。オレンジ色の文字をクリックすれば読めます。


そこにも書いていますが、ほんとにフラットな感じでレールに対して1.1倍か1.3倍ぐらいにして形態安定加工をするかだと思っています。形態安定加工をしないと実際にカーテンを引っぱると最初の部分はフラットになり、最後はたまりが残りもたついた感じになるからです。


4~5年前は形態安定加工がまだ一般的に使われていなかったのでこんなことをしていました。


タテ型ブラインドの裾につけるスペーサーコードをフックにひっかけてからランナー(レールの駒)に通していました。そうすると、常にランナー間隔は一定に保つことができます。10cmピッチのスペーサーコード(100ミリ巾のタテ型ブラインド用のもの)を使い、フラットカーテンのフック間隔を13センチにすればウェーブのある1.3倍使いの自然な感じのフラットカーテンが出来上がります。


フラット1フラット2フラット3


 


 


 


 


 


 


 


 


写真は1.3倍のフラットカーテンですが、なぜかニチベイの50ミリルーバー用のスペーサーコードを使って1ツとばしにフックに引っ掛けていました・生地はフジエテキスタイルのFA1127WH で、綿55%ポリエステル45%の商品で形態安定加工ができないので、今思ってもいいアイデアということになります。


 


今はほとんど1.3倍ぐらいにして簡易型形態安定加工をすることをお勧めしています。私の実験では簡易型形態安定加工をしても1.28倍以上の倍率にすれば閉めても真ん中は開かないでおさまります。当店の簡易型形態安定加工はウェーブが丸みにならなくて少しとがった感じになります。


下の写真は店内展示サンプルで簡易型形態安定加工をしたフラットカーテン1.3倍使いです。


フラット4フラット5フラット6


 


 


 


 


 


 


 


 


生地は手前のレースがシンコールML4046で、奥がフラットドレープでシンコールML4112でレールにリングからトーソーのラインドロップA100を吊るしています。


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 織物研究会  私はチーム・マイナス6%です


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