今朝の日本経済新聞のNIKKEIプラス1の「何でもランキング」で『暖房に頼らない寒さ対策』の特集をしていました。(オレンジ色の文字をクリックすると記事が読めます)
その中で3位に「カーテンを早めに閉める」
4位に「カーテンは床まで十分に届く長さにする」
7位に「厚手のカーテンに掛けかえたり、二重にしたりする」
というようにカーテンに関することが3つも入っていました。
記事によりますと、
室外の寒気を遮断するのに欠かせないのはやはりカーテン。カーテン業者などで構成する日本インテリアファブリックス協会(注・実際はインテリアのメーカーで構成されていて,カーテン業者では構成されていません)の持田明彦さんは「冬場のカーテンは“空気だまりをつくる”のが基本と話す。
カーテンの長さは、天井から触れる高さから床に届くまでにするのが原則。壁一面をカーテンで覆えれば、なおよい。出窓や腰の高さまでの小さい窓でも、きちんと天井から床まで覆うと保温効果はぐっとあがる。
生地もベルベットやアクリルなど、厚手のものに取りかえるのがお勧めだ。
厚手の生地とレース地の「ダブル掛け」は一層効果的だ。壁面全体に二重で掛けるとカーテンを全くしない場合に比べて「灯油に換算して15%の省エネ効果がある」(同協会)といい、財布にもやさしい。
とのことです。
さすがに、インテリア業界の親玉、業者の売り上げアップにつながるいいことを言ってくれますね。
カーテンのことだけにいい記事(生地)です。 「Be sure」
確かに腰窓でも天井から床までカーテンを吊るすと暖房効果は高くなります。一般的にはそうすると金額も高くなります。当店ではこのようなケースは少ないです。最近は低価格均一ショップ(巾210センチまでで、高さが240センチまでならば同じ価格で1万円)もたくさんありますので、ちまたでは小さい窓でも床までカーテンを吊るすのが流行っているのかもしれません。そうしたお店で買われる場合は床までオーダーされる方がユーザーにとってお得です。
「ダブル掛け」は今や一般的です。
裏地をつけて厚手カーテンを2重構造にして空気層をつくるのも寒さ対策に効果があります。
当店では省エネ対策に3重構造の「ウォームビズカーテン」(オレンジ色の文字をクリックしてください)をお勧めしています。
これらは少し金額がアップしますが、金額をアップせずに、寒さ対策をする方法として「リターン仕様」があります。厚手カーテンの両端を10㎝ぐらいフラットにして長くして、その端をレース用のフックに引っ掛けます。そうすることによって壁とカーテンのすき間を塞ぐことができ、室外からの冷気を抑えることができます。
写真右はリターン仕様
これはどこのカーテン屋でも無料でしてくれますが、サイズによって1巾余分に必要になるときがあり、そのときは金額がアップします。
オーダーカーテンご注文の際は「リターン仕様」で省エネし、地球温暖化防止に役立てましょう。
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日本インテリアファブリックス協会 御中
インテリア業界では誰もが当たり前のように使っている「ドレープ」と言う言葉も一般には理解されず、新聞では「厚手カーテン」になるのです。
形状記憶、形態安定等の言葉の呼称の統一にリーダーシップをとっていただけますようお願いします。