防炎カーテンと非防炎カーテン

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10月13日に書きましたブログ「防炎カーテン」の実験結果です。


実はその時、防炎カーテンと非防炎カーテンのカットサンプルを持って、ライターで火をつけたのですが、両方ともあまり燃えなかったのです。


そのあと、仕入先のメーカーの担当者に、その話をして実際はどうなのかときいたところ、誰一人今まで実験をしたことがないというのです。
フジエテキスタイルからは、私が話したあと実験をしましたというメールがどどきまして、実験の結果、私がしたのと同じような感じだというのです。


たまたまですが、明日実測に行くお客様は新築マンションに入居されたのですが、カーテンは絶対防炎品でないとイヤだとおっしゃるのです。ご来店時のお話では、大阪の一流ホテルで宴会があったときに、たまたま火がカーテンに飛び、カーテンが燃え上がった経験をして怖かったとのことなんです。ホテルでは、絶対防炎カーテンを使用しなければならないので、どうして燃え上がったのかわかりません。最初、新築の時は消防検査があり、防炎品を求められますが、その後の吊り替えなんかでは、検査がないので意匠面を重視して非防炎のカーテンが使われていた可能性があります。


そこで、もう一度同じ商品を使って実験をしました。


防炎カーテンはほんとうに燃え上がらないのか?
非防炎のカーテンはよく燃えるのか?


条件は15センチ角の防炎と非防炎のカットサンプルのカーテンを用意して、灰皿の中にカットサンプルに貼ってあった小さな紙を火種として、先に火をつけておいて、そこにサンプルを丸めて入れました。


非防炎レース


防炎


 


 


 


 


 


 


 


左の写真は非防炎品で、右は防炎品です。


非防炎の商品は燃え上がりほとんどなくなりましたが、防炎品は炭になって縮みますが、燃えあがることはありませんでした。


やはり、防炎カーテンは効果があります。防炎ラベル


戸建住宅では、法律的に防炎カーテンは求められていませんが、火の近くや寝たきり老人の部屋などは防炎カーテンをお勧めします。


マンションにおいては、11階建て以上の建物ではたとえ1階でも防炎カーテンが消防法で義務づけられてます。特にベランダでタバコを吸われるホタル族の方には防炎カーテンをお勧めします。



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