昨日の話はエイプリールフールネタ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

昨日書いた話はエイプリールフールネタですので軽く読み流してください。
毎年4月1日には、このような想像記事を書いております。

昨晩、1日のブログを読んで、業界関係者からメールをいただき、「ユニクロがオーダーカーテンを発売」というネタも現実的になってきてすごかったけど、2年前の「サンゲツがベトナムで縫製」というネタも、誰もが信じて社内的に検討会議をおこなわれそうになるぐらい大騒ぎになったということでした。

そこで、そのメールを探してみたところありましたので、下欄の「続きを読む」をクリックしたら読めるように載せておきました。

その文中に、立川ブラインドがオーダーカーテンを出すことをスクープしていて、その年の5月にオーダーカーテンを発売したのですが、今はどうなったんでしょうか。誰も話題にしなくなりましたね。

サンゲツはベトナムでの縫製はしていませんが、セルコンがローマンシェードの一部を中国で縫製するようになりました。

2年前のメールを探していた時に、みつけたメールで「算数の問題」というのがありましたので、下にコピーして起きます。ご声援(ご千円)ありがとうございます。

算数の問題です。

女子学生3名が旅館に泊まりました。1人1泊10000円とのことで30000円出したところ、旅館の主は学生さんなので5000円負けてあげようとのことで女中に5000円渡しました。
そうしたところ、女中は2000円ネコババして、女子学生に3000円返しました。
女子学生は1人9000円払ったことになり、9000円×3で27000円それに
女中の取った2000円を足すと29000円になります。1000円はどこへいったのでしょうか。
こんなメールが夜寝る前に携帯にはいってきて、夜寝ることができませんでした


—– Original Message —–
From: KOJIMA Noriaki
To:
Sent: Sunday, April 01, 2003 8:15 AM
Subject: 未承諾広告 インチキヤビジネスニュース

「カーテン屋のつぶやき・私は言いたい(胃痛い)」

小嶋です。

たいへんご無沙汰しておりますが、皆様はいかがお過ごしですか。
やっと3月も乗り切ったという感じで、今年はなぜかひじょうに忙しく、
パソコンの前に座るのも久し振りです。

私共の決算は1月で、お陰さまで3年連続増収増益で、税金を払わなければ
ならなかったのですが、そのお金がなく、結局借金して税金を払う始末です。
昨日は金策に走り回ってました。

ナンデダロウ。

なにやら米英合同軍とイラクとの戦争も長期化しそうな感じですね。
この戦争をみていると、武力より、情報力がものを言うという感じですね。
いかに的確な情報を早くつかみ、手を打つかによって制することができるか
ということを感じます。
私も平和を望むカーテン屋として何か貢献できないだろうかと
考えまして、こんなことをしました。

はぎれ(piece)と平和(peace)を英語のピースで掛けまして
店頭にカーテンのハギレを並べて

「ピース(piece =peace)を皆様に届けたい。
ご自由にお持ち帰りください。」

と書きました。
はぎれを無料にしたのですが、これをたまたま来た、いつも広告を
だしているフリーペーパーのサンケイリビング社の営業の人がみて
記事として載せてくれることになりました。
どうせ載せるなら「おシャレ(洒落)なカーテン屋」というタイトルで
うまく宣伝しておいてやというとそのように書いてくれました。
なかなかいい記事(生地)でした。
その記事が載ったのが28日で、それからお客さんが怒涛のごとく
くるのです。
でも、「夏の蛤」みたいな客ばかりで
「身腐って貝腐らん」
(見くさって、買いくさらん。)

このお客の大入りをいつも広告をだしている日本経済新聞の記者が
見て、理由を説明したところ、記事にしたいということになりまして、
予定では2日の日経の朝刊の社会面の「窓」というコラムに載るようなのです。
私の顔写真も撮って帰りましたので、ひょっとして顔も載るかもしれません。
全国版ですので、皆様も見ておいてくださいね。

ブッチャケ

先日、サンゲツの営業からメールが来まして「ソレイユ
キャンペーン目標達成ありがとうございます。」とのことでした。

サンゲツは昨年6月にソレイユを発売して以来、大幅な売上減で、
今年1月から3月まで全国的に仕掛ければ売ってくれそうな有力店を
対象に大幅な販売奨励金を出すキャンペーンをやっていました。
当店もその中の一社になっていたのですが、何ひとつ営業を
かけて来るでもなしで、私もほとんど意識しておりませんでした。
メールによりますと、達成できそうな業者は10%ぐらいとのことで、
そうとう厳しい状況のようです。
サンゲツをメインにしていた産元は機屋だけにバタバタと倒れて
いき、最後に「それ、ゆうたやろ」と言い残して去っていくそうです。
また、大阪のショールームも撤退します。
大阪の新名所である空中庭園のあるスカイビルにあっただけに
私も寂しい限りです。
空中庭園だけに地に足がつかなかったのでしょうか。

しかしながら、このまま終わるサンゲツではありません。
マーケットはひじょうに期待しております。サンゲツの株価は
ここにきてかなりあがってきました。
日経株価平均が大幅に下がる中、サンゲツは昨年6月のソレイユ
発売時より20%値上がりしております。
それは6月に発売されるサンゲツのカーテンの総合見本帳への
期待感かもしれません。
3月初めに記者発表しておりましたが、ソレイユと同じやり方で
定価を今までの半額にした見本帳です。

私のネットワークを通じましていろんな情報をかき集めると
とにかくすごいのです。
定価がメチャクチャ安いのです。感覚が狂うぐらいで他社の
見本帳の7割引ぐらいが定価のようです。
「同じテツは2度踏まない」「ソレイユの教訓を生かす」
という感じで、営業戦略も練りにねって
徹底的に消費者をみかたにする戦略のようです。

うわさによるとベトナムで縫製をするようで、形状記憶をかけられる
真空釜を4基ドイツから購入したそうです。
この大きさが4×4mで、日本にある真空釜だと170度ぐらいで、
ポリエステル素材しかできないのですが、それを解消できる
低温高速真空釜とのことです。
これならば、レーヨンも綿もできるし、掬い縫いでも糸が縮まないとの
ことで、全商品形状記憶がかけられるそうです。
これをもってサンゲツのメーカー縫製は可能なかぎり、ベトナムでやり
形状記憶をかけるそうです。

「同じテツは2度踏まない」
縫製代を低価格でするとまた、業者の反発を買い、取り扱いを
してもらえなくなるので、今回は、価格は安くしないでその分
付加価値(形状記憶)をつける戦略のようです。
通常の縫製代で、形状記憶代はとらないようで、これを
標準仕様にするようです。
ベトナムの縫製でのスタートは総合見本帖の発売には
間に合わないようで、夏以降のスタートのようです。
納期はわかりません。

「徹底的に消費者のために」「同じテツは2度踏まない」
カーテンのクリーニング事業も始めるようです。
鳥羽市にあるクリーニング工場を買収したようですし、
昨年社員5名がクリーニング師の国家試験に挑戦して
1名だけ合格したようです。

サンゲツカーテンのみのクリーニングを請けるとまた業者の
反発を買いそうなので、
「同じテツは2度踏まない」とのことで
他社の商品のクリーニングも請けるそうです。
でも、サンゲツカーテンと他社のカーテンとクリーニング代に
2割程差をつけるような話で進んでいるようです。
このスタートはいつからかは知りません。

兎に角、サンゲツは背水の陣でとてつもないことを
考えているようです。
私が一業者として考えていたことをかんぺきにやられました。
くやしいけど、資本がないだけに仕方がないです。
今年はブラインドメーカーもオーダーカーテンの見本帳をだしてきますし、
この業界に大きな変革が起こりそうです。

より正確な情報をいち早くつかみ、乗り遅れないようにしたいものです。

小嶋徳昭

nori623@kojima.net

携帯 kojima623@ezweb.ne.jp

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*