NIF

遮光1級がさらに5段階に細分化されました。

先日、アスワンの新作カーテン「セラヴィ」の展示会に行ってきました。

リーズナブル価格の商品としてはなかなかいい商品を出していまた。

今回初めての企画として、商品のプライスカードにQRコードをつけて、

それにスマホや携帯電話をかざすと、情報が得られるようになりました。

 

アスワン  すすんでる~

 

アスワンのことではなく、インテリア業界の新作発表会全体に言えることですが、

新作発表会なのに、自社商品を説明する担当員が知識がなさすぎるのです。

我々がこの商品を販売するにあたり、わからない素朴な疑問を問いかけると

すぐに「宿題にしてください」というのです。

どこのメーカーに限らず「宿題にしてください」というのはこの業界の常套句の

ようです。

 

メーカーの人達は自社商品について知らなかったら、「宿題にしてください」と

言って社内の詳しい人に聞いてからまた連絡をすればいいと思っておられますが、

我々小売店は、お客様から販売している商品について聞かれて「宿題にしてください」

なんて言おうものならば、お客様は二度と戻ってこないです。

知識のない人から買おうなんて思いません。

 

新しく出す見本帳によって、2~3年間の会社の業績が大きく左右するはず

なのにもっと会社として真剣に取り組んでいただきたいものです。

「この商品を売りたい」という気持ちが伝わってこないのです。

メーカーとしては、我々小売店がエンドユーザーに対して十分に良さを説明

できる知識を提供していただきたいのです。

我々はメーカーの商品はそのメーカーに知識を求めるしかないのです。

 

今回のアスワンの展示会に行ったら

「遮光カーテンの遮光性評価方法が変わりました」という案内がありました。

 

(画像をクリックすると別のページに飛びまして右下のフルサイズ表示をクリックすると拡大します。)

これはインテリア業界のメーカーの団体である

日本インテリアファブリックス協会が決めた基準です。

昨年のJAPANTEX2017で【案】としてこのようにするという案内はしていました。

こちらのブログをお読みください。

ここに記載されている特許番号5437308号は2014年に

住江織物が取得したもので、スミノエのカタログにはずっと以前から載って

いましたので、スミノエ商品取り扱いの多くの販売店は知っています。

 

遮光1級が明るいという問題は、今までよく言われていて業界でも問題になって

いました。

そのため、住江織物が自ら会長(この5月で退任)をしている団体である

日本インテリアファブリックス協会が制定した基準は甘いということで独自の

方法を考えて真似されないように特許をとりました。

副会長の企業である東リ、サンゲツ、川島織物セルコンも独自の基準を

つくりました。

そうなると他の加盟企業からの突き上げなどがあり、新たに

日本インテリアファブリックス協会(NIF)として、共有できる基準をつくった

ようです。

日本インテリアファブリックス協会(NIF)のホームページをみると、

住江織物の基準をそのままNIFの基準にすると問題があるようで、特許を

譲渡して、今までのをスミノエ法として、NIFが今回発表したのを

NIF法としたようです。

日本インテリアファブリックス協会からは、遮光1級の基準が変わったという

広報はありませんが、アスワンの見本帳にはNIF法ということですでに

載っています。

本来ならば、日本インテリアファブリックス協会(NIF)が一番最初にお知らせを

すべきことです。

 

この基準は検査方法は、JIS規格に基づいて行われていますが、国の基準ではなく

一民間団体が制定している基準です。

すべてのメーカーがこれを採用するかどうかはわかりませんが、同じ検査方法で

データがでてくると、違うメーカーの商品でも比較ができるので、少し便利に

なりました。

 

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JAPANTEX2013特集(4)遮熱基準とラベル

カレンダーをたくさんいただきます。

仕入れ先、メーカー、取引先、郵便局、銀行、保険会社や証券会社からいただきます。

実際に使うのは、ほんの少しであとは店頭のワゴンにいれて

「ご自由にお持ち帰りください」とするとアッという間になくなります。

CIMG9298 CIMG9295

(画像はクリックすると拡大します。)

今年、サンゲツ本社から卓上カレンダーが送られてきました。

サンゲツのカレンダーといえば、50年近く同じパターンで続いている経師屋の

家屋の柱に貼るのにいい細長いカレンダーしかイメージがなかったのですが、

卓上のかわいいカレンダーでした。

ヤフーファイナンスの掲示板を読んでいたら、サンゲツのカレンダーはかわいいと

書かれていて、「うそでしょ」と思っていたら株主には別のカレンダーを

送っていたみたいです。

私が毎年使っているのはSHY(林口工業)からいただく、ひじょうに機能的な

カレンダーです。(下左写真)

CIMG9294 CIMG9293

でも、一番役に立つのは当店オリジナルの10年カレンダーです。(上右写真)

10年間の予定が書けて、昨年の予定はその下にくるようになっていて

比較できるようになっています。

 

さて、本題です。

 

ジャパンテックス特集となっていますが、今年のジャパンテックスが終わって

2か月以上経っていて今頃なによという感じですが、どうしても

書いておきたいことが残っています。

以前の話は(1)(2)(3)

ジャパンテックス主催の日本インテリアファブリックス協会(NIF)の

今年の大きな事業のひとつである遮熱基準とそのマークの広報活動があるはずですが、

今年のジャパンテックスで一切触れられなかったのです。

なぜ?

私は、震災後の遮熱ブームで各社が遮熱商品をいっぱい出してきたなかで

基準があいまいなので、業界として統一基準を作るべしということを

盛んに言ってきました。

同業者ともネット勉強会をしたりして、この問題には注視してきました。

その結果、1年半かかり、やっと基準が出来上がったのです。

今年の2月のことです。

NIFのホームページの遮熱基準の説明はこちらです。

この日付けは2013年9月20日になっています。

これを業界向けやエンドユーザー向けにもっと宣伝しなければならないはずなのに

一切触れませんでした。

おかしいでしょ。

どうやら、NIF加盟各社で意見の対立があり、せっかく1年半かけて

作った自らの基準に納得していないところがあるようで、このまま見捨てるようです。

私がインテリア業界向けに書いているブログ

勝手にしたらカーテン屋・粋に書いても没記」の

NIFより東リの自負」で書いていますが、どうやらNIFのこの問題の

責任ある立場である環境技術委員会の委員長を輩出している東リが反対

しているようです。

もうひとつのブログに東リの対応を書いたのが2月のことで、

それは全くの予想だったのですが、7月に新しく出した東リのカーテンの

見本帳にはNIFの遮熱基準は載せていませんでした。

東リより早くだしたメーカーも含めてNIF加盟各社は全部載せています。

東リのカーテン企画責任者に「どうして載せなかったのか」と

伺ったところ、間に合わなかったというのです。

そんなことはないはずで、やる気がなかっただけです。

来年出す「エルーア」という見本帳には必ず載せますとカーテンの責任者が

おっしゃっていましたが、たぶん宿題忘れたとなるんでしょう。

東リはなかなか芯の通った会社です。

遮熱計算基準のJIS化に向けて進んでいるので、今はNIFの基準は棚上げしていると

いうことになるんでしょう。

この遮熱計算基準のJIS化は来年の2月遅くとも秋には出来そうなのです。

しかし。このJISにはカーテンは含まれていません。

カーテンの場合は、縫製のやり方によって出てくる数字がバラバラになるためです。

2倍使いの場合とシェードやフラットカーテンの場合を同じに評価できないのです。

そのため、ブラインドメーカーの商品が中心になってきます。

カーテンの遮熱基準のJIS化する動きもありますが、

これが決まるとしても2年先ぐらいです。

インテリア業界はどうなるのでしょか

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JAPANTEX2013特集(1) ジャパンテックスに行ってきました。

インテリア業界の一大イベントでありますジャパンテックスが10月の

23日〜25日まで東京ビッグサイトで行われまして、私は24日25日と

行ってきました。

私は2日間ほとんど会場に居まして、セミナーに参加したり、ブースをじっくり

みたり、インテリア関係者のオフ会に参加したりで、大変勉強になり

有意義に過ごすことができました。

他の人のブログ、ツイッター、フェイスブックを読んだり「ジャパンテックス」で

検索してみると、大概の人はよかったように書いておられます。

でも、現実は入場者数はジャパンテックスだけでカウントすると、

3日間で10343名で前年の20%弱の減少です。

その前の2012年が12473名

2011年が14705名、2010年17837名で毎年2ケタ減です。

8年前の2005年は28103名で63%減です。

それ以前はもっと人数が多かったのですが数字を誤魔化して発表していましたので

定かではありません。

 

もし、経営者でこんなに数字を落としていたら、首をくくらなければ

ならないのですが、誰もなんの手も打たずにずるずるとやってきています。

 

 

これでいいのかインテリア業界!!

 

 

 

こういうことを書くとメーカーや業界関係者に睨まれて、自分の首を

締めるようなものなのですが敢えて5回に渡って書きます。

 

私はインテリア業界に32年いまして、ジャパンテックスが最初に開催

された時からずっと見てきています。

年々出展者である日本インテリアファブリックス協会(NIF)の会員企業が

やる気をなくしてきているのですが、特に今年はひどかったです。

32年前にジャパンテックスが開催に至った経緯は、各社が各自に

展示会をするといろんな面でたいへんなので、インテリア業界の合同

展示会として一緒に盛大にしましょうというのがあるのです。

 

それが、ここ近年はこの一大イベントに自社も参加しているにも

関わらず、その前に独自にやるようになってジャパンテックス軽視の傾向が

見られます。

 

業界ののトップ企業はこの2週間前に東京のショールームでタレントを

呼んで独自で新作カーテンのは発表会をいしていました。

また、同じ2週間前に400名収容の東京の会場で一大イベントをやっていた

メーカーもありました。

大阪でも会場を借りて新作発表会と同時にその様子を中継していましたが

大阪ではジャパンテックスの案内は一切ありませんでした。

9月12日13日に東京で床材の新製品発表会をしていたメーカーもありました。。

そこから代理店を通じていただいた招待状には、差出名が

「○○株式会社広告宣伝部」と書かれているのです。

わざわざ広告宣伝部と印刷する必要があるのかと思うのですが、会社として

一体となって取り組んでいないよということをアピールしたかったのだと

思います。

また、8月の時点で参加しないとごねていたところもあります。

理由はいつも11月開催が今年は10月に開催になったとかです。

 

日本インテリアファブリックス協会には核となる上場企業が6社あります。

上の4社はすべて核となる上場企業です。

あと2社のうち、もう1社はジャパンテックスには4〜5年前から出展してません。

残る1社は日本インテリアファブリックス協会の会長を輩出している企業です。

核となる企業の6社のうち5社が反旗を翻すというか協力的にないのですから

うまくいくはずがないのです。

また、正会員であるにもかかわらず、ジャパンテックスには出展しないで

隣でやっているホスペックスという展示会に出展している企業もありました。

 

主催も、ジャパンテックス実行委員長は昨年と同じで、会員企業からでなく、

事務局から委員長を出しています。

テーマも昨年と同じで、サブタイトルだけ変えているだだけです。

ジャパンテックスのホームページからバナーをダウンロードしようと

したらHTMLのソースのaltが”JAPANTEX2012″>となっているのです。

 

究極は開催前にジャパンテックスの実行委員長名でいただいた招待の案内状には

インテリア業界、住宅・建築業界のチカラが終結し、

新しいビジネスの世界が広がります。」

書かれているのです。

 

おいおいおい

 

ジャパンテックス実行委員長がインテリア業界を終結させてどうすんねん?

 

多分、何千通と案内を出されていると思います。

 

これじゃ、JAPANTEXがうまくいくはずがないのです。
24日に開催しましたインテリア関係者のオフ会は111名の方がお集まり
いただき盛大でひじょうに有意義な会となりました。
その様子はインテリアコーディネーター三宅利佳さんのブログをお読みください。

 

当初予定人数を80名に設定していたため、会費があまりまして
残金132000円と当日会場で集めました募金23000円の合計155000円は
三陸ミシン工房さんに寄付させていただきました。

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JAPANTEXを盛り上げよう

インテリア業界の最大のイベントでありますJAPANTEX2010(日本インテリアファブリックス協会主催)が11月17日(水)から19日(金)まで東京ビッグサイトで行われます。

最近の傾向としては一般消費者向けというより、業界向けという感じですが、今年は消費者向けにもいろんなイベントが考えられているようです。

11月7日(日)(16時~17時)にはBS朝日にてインテリアの情報番組「インテリアは素晴らしい ~心を育むインテリアファブリックス~」を放映します。

テレビ番組の内容は、山中秀樹(元フジテレビアナウンサー・52歳)を番組ナビゲートに、タレントの麻木久仁子(48歳)、坂下千里子(34歳)が各年代を代表する形でゲスト出演、インテリアファブリックを華やかに取り入れた建築、リフォーム、ホテルの現場をリポートするというもの。

また、その日からJAPANTEX開幕までの期間、テレビ朝日(地上波)でテレビCMを流すそうです。

新聞広告も出します。
11月7日の朝日新聞(東京・名古屋・大阪版)朝刊で全15段(全面)カラー広告を出します。

是非、ご覧ください。  こちら(クリック)

私は、主催者側ではないですが、インテリア業界で生活する者としてこの業界が良くなることを願っています。

それにしても、参加企業の末端は熱心ではなく、当社にジャパンテックスの招待状を持ってきたのは、実行委員長を輩出しているニチベイだけが1枚持ってきただけです。

他はどこからも案内も告知もありません。

これは毎年の傾向で、実行委員長を輩出している会社だけが熱心で他の参加企業は我関せずという感じです。

これだからジャパンテックスは盛り上がらないのです。参加企業は何千万というお金を使っているのだから、もっと来ていただけるように働きかけなければダメです。

参加企業の動きが悪いので、我々の方でツイッターを活用して盛り上げようという企画を考えました。

ツイッターをされている方は、会場に行かれていい情報、悪い情報、見どころなどをツイートしていただきたいのです。

その時に、文尾に1つスペースをあけて#japantex(ハッシュタグジャパンテックス)と入力していただきたいのです。

そうすれば、ツイッターの検索で「#japantex」と入力すれば、ジャパンテックスに関する情報がリアルに知ることができます。

その場で、情報をシェアしましょうという企画です。

たとえば、
「サンゲツのブースなう。カーペットの展示がすごく充実していて一見の価値ありです。カーテンは諦めたのでしょうかウイル。 #japantex 」

「キューセントのブースなう。このシェルシェードとハンターのデュエットシェードはどうちゃうねん? 日本での実績がものをいうのかな #japantex」

こんな感じでツイートしてもらえば、ツイッターの#japantexの検索でその情報がわかります。

ツイッターをしてない人も、知らない人も携帯にツイッターhttp://twitter.com/
お気に入りにいれて、検索機能で「#japantex」を入力すれば、その情報をしることができます。

これを機会にツイッターをしていない人は、ツイッターに登録をしてジャパンテックスでつぶやいて情報発信してください。

ツイッターは情報の宝庫です。

インテリアビジネスニュースも、1日早く知ることができます。

関連ブログ「ジャパンテックスではツイッターで情報発信しましょう」(←クリック)

尚、この企画は主催者側とは全く関係のない企画で、私個人の提案です。

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