輸入生地

アルテックの生地でロールスクリーンをつくりました。

 先日、東京で行われたインテリアライフスタイル展に行ってきました。

夜帰るまでの時間がありますので、ネットで「どなたかお付き合いしてください」と

呼びかけると、同業者6名が集まってくれまして7名で飲んでいました。

みんな、仕事大好き人間で、飲んでいても仕事の話ばかりです。

そんな中、千葉の同業者、彩雅さんが私の写真を撮ってブログで紹介してくれました。

ブログはこちらです。

彩雅さんのブログは、顔は見えますし、仕事がみえますし、私のブログほど

くどくなくわかりやすくて、私が愛読しているブログのひとつです。

おもしろいですよ。

 

 

さて、本題です。

北欧のフィンランドの生地メーカーのアルテックのSIENA ホワイト&レッドを

使いまして、キッチンとユーティリティの間の間仕切りロールスクリーンをつくりました。

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赤と白の生地と他のものとのコーディネートがうまくマッチしており、

間仕切りのロールスクリーンというよりタペストリーという感じです。

 

カーテン生地からロールスクリーンを作る方法は主に2つあります。

この生地は綿100%です。

綿の生地はステフナー加工というやり方でできます。

ロールスクリーンメーカーがオリジナルロール(マイメード)という形で

対応しています。

綿のロールスクリーンは日焼けしやいところで使うと5年程たつと

色が飛んできます。間仕切りのような使い方なら大丈夫です。

マリメッコの生地で作ったロールスクリーンはこちら

色が飛んだ施工例はこちら

レースのポリエステル100%のものもステフナー加工ができます。

もう一つのやり方はプリエフ加工です。

こちらをご覧ください。

これはポリエステル100%のものならば製作可能で、巾継ぎすることもできますので

生地巾150㎝のもので巾200㎝のロールスクリーンもできます。

 

カーテン生地で昇降するものとしてはプレーンシェードをよく作りますが、

ロールスクリーンでも同じようにつくることができまして、

ロールの方が上げた時のたまりが少なくてすっきりします。

 

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巾継ぎのないドレープ(厚手カーテン)

先日、フェイスブックの同業のお友達がタイムラインにアップされていました。

教えてください。
オーダーなのにカーテンが継ぎ接ぎ(幅継ぎ)してある、と真剣にクレーム言う方に、やんわり自尊心傷つけずに説得させる(納得される)フレーズをどなたか教えてくださいませ〜(~_~;)

一般的にほとんどのカーテンは生地巾が100㎝、137㎝、150㎝が多いので、

大きいカーテンを作る場合はタテに巾を継いでいかなければできません。

カーテンに携わっている人たちにとっては、これは当たり前のことだと思って

いまして、お客様に対して「カーテンは巾継ぎがありますよ」ということを

説明することは少ないのです。

しかし、カーテン屋が常識と思っていることは、エンドユーザーにとって

常識でないことも多いのです。

特に、幅が1間(180㎝)の窓に取り付ける既製カーテン(1.5倍使いのもの)は

生地巾が150㎝のものを使って片開きで100㎝にしていますので(これが2枚)

巾継ぎが入りません。

このカーテンをイメージされていると、オーダーなのに巾継ぎがはいるのは

おかしいという発想になります。

私は同業者のフェイスブックの投稿に対して次のコメントをしました。

あまり理屈っぽいことを言ってはいけません。
「ご主人、スーツを着られますよね。
スーツの背中のど真ん中に巾継ぎがあるのはご存知ですか?生地は幅をつがないときれいにできないんですよ。
既製カーテンで150㎝巾の生地を使って、あまりボリュームをもたせない1.5倍使いで1m巾のカーテンを作る場合は巾継ぎなしでできます。
巾継ぎなしのカーテンってのはボリュームのないリーズナブルカーテンなんですよ。」

 

このコメントに対してフェイスブックの同業の友達から13件の「いいね!」を

いただきました。

コメントに対して13の「いいね!」はけっこう多い方で、同業者も

賛同していただいたのだと思います。

 

さて、本題です。

一般的に厚手カーテン(ドレープ)は巾継ぎをしますと書きましたが

ドレープで300巾の生地で横に使う商品もあります。

ほとんどが輸入品です。

当店ではシームレスドレープと呼んでいます。

巾継ぎ例

今回お買い上げいただいたのはドイツの3m巾の生地で横使いするものです。

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 施工例

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横使いの生地なので腰窓も床までの寸法で作っても金額は同じになりますので、

床まで作っています。

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 土日しかおられえない方で日曜日の納品が大雪の影響で荷物が届かず、

火曜日の夜8時に納品に行きましたので、外が暗くてレースの透け感が

わかりません。

レースは五洋インテックスのサザンクロスSL5342(サブレ)で、これも

300巾で横使いで巾継ぎがありません。

レースは横使いの生地はたくさんありまして、それを使うことが多いです。

ボイル(平織りのプレーンな透け感のあるレース)やサブレ(お肉の霜降り

みたいなレース)は各社同じようなものがいっぱいありますが、

私は五洋インテックスのものが一番いいと思っています。

フランス製で、インハウスとサザンクロスの見本帳に同じ商品が

載っています。しかし、定価が違いまして、仕入れ率も違っています。

値引きしてお客様にとって安い方の価格で販売しています。

 

 

タッセル(タイバック)は当店直輸入のもので1本1500円税抜

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ヨーロッパの新柄入荷 

 2013年、輸入新柄生地が入荷しました。

季節がら、素材は綿・麻混紡の色のきれいなプリント柄を多く入れました。

そのプリント柄とコーディネートした色合いのイギリス製無地新柄8色展開は、麻の風合いをポリエステルで表現した、扱いやすく合わせやすい一押しの無地です。

トルコ産のコード刺繍のレースや、カーテンをより美しく飾るのに欠かせないアクセサリーのタッセルも新柄をご用意していますので、皆様のご来店を心よりお待ちしています。

 

 

 今年のヨーロッパのトレンドの一つであるかすり風花柄プリント柄は3色展開、イギリス製。

 スペイン製、柳の葉柄3色展開。幅広の生地なのでジョイントが入りません。

 

 

 ピンク系も濃い色から淡い色まで充実しでいます。

 

 

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