切れた

タチカワプリーツスクリーンのセフティジョイント

昨年10月に取り付けたタチカワのプリーツスクリーンペアタイプワンチェーン式で

動かなくなったので、強く引っ張ったら操作コードが切れたという連絡が

ありました。

動かなくなったのは、タチカワのこのタイプのものではよくおこる現象で

ドラムに絡むコードが整列しなくなってはみ出た時になります。

昇降時になにかにあたったりすると、よくおこります。

当店の販売でもこの1年で3回ぐらい起こっています。ここ

この状態になると動かなくなりますが、これは千枚通しでコードを

きれいに整列させれば簡単に直ります。直し方はここをお読みください。

お客様は動かなくなったので、操作コードを強く引っ張ったら、今度は

コードが切れたとのことです。

タチカワの場合は、危険防止のため、コードに8キロ以上の力を加えると

切れるようになったセフティジョイントを使っていて、

切れるようになっているのです。

これは、小さいお子様が首に引っ掛けたりすると危険なためわざと切れるようなっています。

セフティジョイントはこの部分です。

真ん中の色の違う玉のところ。

これは切れると、またつなぎ合わせることはできません。

瞬間的にくっついたようにはなりますが、今度は軽い力ですぐに切れます。

その時は、玉じゃなくてコードの部分で応急処置的にジョイントすることが

できます。

コードの部分をライターであぶってくっつけます。昔のものはナイロンだったので

すぐにつきましたが、今のものは毛羽立たないようにほとんどポリエステルに

なっていて、少しコツがいりますがジョイントすることができます。

がっちりつきまして、そうそうでは切れません。

ただ、色が黒くなります。

これは、本来の仕様ではないので、安全面を優先するならば、

タチカワに依頼をして新しいコードに取り換えなければなりません。
(上のコードの写真が取り換えように用意したものです。)

商品は安全面を優先していますので、有事にはコードが切れるように

作ってあります。

コードが切れると、ゆるくなりますので取り換えなければなりません。

その場合は、購入店に頼めば動いてくれると思います。

こういったメカ物商品は、動いてくれそうな専門店でご購入されることを

おススメします。

安いからと言ってネットや、チェーン展開しているところでご購入されると、

そういうところは自社で動くことはなくて、メーカーに依頼したりします。

そうすると1回あたり15000円ぐらいかかると思います。

先日、書きましたLCCの話ではありませんが、安い買い物には、

何かあったときは高くつくものです。

カーテン夢工房はアフターメンテナンスに強い店です。

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シェードのワンチェーンが切れた時の応急処置

先週はシェードの修理依頼が3件ありました。

トーソー、ニチベイ、タチカワの3社が各1台ずつで各社の特徴的な故障でした。

 ニチベイは、チェーン式のストッパーの不具合で動かなくなるクレームです。

これは部品を交換しなければ動きます。

シェードで動かなくなるとニチベイ

レールの中に入っている白い部品(ストッパー)を交換しないと直りません。
この交換だけで済みます。

このニチベイの動かないのに対して、止まらないシェードはトーソーです。

これは、何度もブログに書いていますが、インテリア業界のTPP問題と言われています。

トーソーのメカで、商品名がパティナといいまして、

トーソーパティナぴったり止まらない=TPP

今はこの商品は廃番になりましたが数年前に取り付けた分が

よく起こっています。

このインテリア業界のTPPはエンドユーザーにも浸透したようで、

ダイジロウのシュノーケリング&スキーblogで

[カーテン界のTPP問題に挑む! ローマンシェードカーテン不具合対策]を

書かれています。

エンドユーザーの方が私のブログを読んで、みずから部品交換をされた話です。

 

この部品を交換しなければなりませんが、トーソーのオンラインショップにも

販売しており、ちょっと器用な人ならば自分でもできると思います。

もう1台はタチカワのダブルタイプのシェードでワンチェーンのチェーンが切れました。

5年程前ぐらいからワンチェーンタイプが流行り出しまして、これはジョイントのない

ボールチェーンで切れる可能性は極めて高いのです。

最近のものは、セフティージョイントでジョイントしており、8キロ以上の負荷が

かかると切れるようになっていて、また簡単につなげるようになっています。

簡単につなげるのですが、一旦外れると甘くなり、耐久性は急に落ちます。

 

このボールチェーンは白い樹脂の部分で熱圧着しています。

切れるのはこの部分で

こんな感じで半球の樹脂がわかれます。

現場でこの部分をジョイントするのは難しいです。

球のところを切り落として、コードの部分を長めにして、そこにライターであぶって

ジョイントします。

 

ジョイントのところは黒くなりますが、きれいにくっつきます。

これはあくまでユーザーがする応急処置で、

切れた時点で写真を撮って、販売店に言いましょう。

工場でジョイントした代替品が来るまで2~3日かかりますので、

その間、こうした対応もできますよという話です。

意外としっかりつながりますけどね。

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ツインシェードのワンチェーンの操作コードが切れた。

昨年の1月に納品しましたプレーンシェードツインタイプワンチェーンの操作コードが切れたという連絡があり取り替えに行ってきました。

 

これは1本の操作コードで前幕と後幕の上下昇降をするためにコードにジョイントがなく、白い樹脂製の玉を溶接(熱圧着)しています。

そのため、従来のジョイント式のものに比べるとはるかに切れやすいのです。

手前が切れた操作コード、奥側が新しいものです。継ぎ目がありません。

ここ数年、ワンチェーンがひじょうに流行っていますので、あと2~3年後に「切れた」という問題が多発するのではないかと懸念しています。

切れた場合は、工場でしっかりと熱圧着したものと交換するしかないのです。

 

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