レース

レース裾の7ミリの折返し

21日は金環日食ですね。

日食用メガネはほとんど売り切れ状態のようです。
私も甘く考えていまして用意していませんが、テレビやラジオで日食用のメガネがないと目に危険だと盛んに言っているとちょっと心配になってきました。

iPhone用に「金環アプリ2012」という無料のアプリがありまして、今、それを入れてます。場所によって、食が最大になる時間が表示されていたり、カウントダウンができるようになっています。

大阪市西区新町1丁目では21日7時29分45秒が94.5%で最大になります。

晴れるといいですね。

さて、本題です。

バウマンのドレープLORIEN101とレースSAPHIR812をとりつけました。ドレープは1.2倍ぐらいのフラットでレースは2倍つかいです。

クリエーション・バウマンはスイス本社の会社で、世界的に販売しています。
お値段もすごく高いですがさすがにいい生地です。

3か月前に売り止めをしておいたのですが、バウマンがその指示を忘れた為に、納品まで2か月以上かかってしまいました。

お客様は待った甲斐があったといってたいへん喜んでいただきました。

 レースが玉虫色になり、すごく柔らかくてきれいのです。

この裾の処理が難しくて、ウエイトを入れると重くなり、生地の柔らかさの良さが出せず、メローロック(ほつれないように糸巻きする加工:メロー社のロックミシンからきている)すると長い間使っているとほつれてくる可能性があるため、本縫いウエイト巻きロックミシンを使ってあとからウエイトを抜きました。

そうすると折返し7ミリができました。

3重の折返しにしていて、ウエイトははいっていません。ポリエステルの生地で小さい折返しは普通のミシンでするにはそうとうな技術がないとむずかしいのです。

このやりかたでやるとまっすぐできます。

 どうでもいいが動画です。  http://youtu.be/fiKSfQADWqA

本縫いウエイト巻きロックミシンで、このあとウエイトを引っぱってぬきます。

(動画画面にかわらなければ、黒い画面にカーソルを当ててクリックしてください。それでもダメな場合は上のURLをクリックしてください。)

真ん中の三角をクリックしてください。

 

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シャネットレース80風通(格子型レーザーカットレース)発売へ

いよいよ5月22日に東京スカイツリーが開業します。
当店は大阪スカイタワー1階にあります。東京スカイツリーは予約がないと入れないようですが、カーテン夢工房は予約がなくても入れます。

新聞に今夏は「ミドリのカーテンが流行る」と書いてあったので緑色のカーテンを用意しようかと思ったら、意味が違ってゴーヤやアサガオのことでした。
カーテン夢工房では花の種は販売しておりません。

そんなわけで・・・・・・・・   (どんなわけや)

関西電力管内では、今夏は15%の節電が求められています。

昨年は東日本では節電意識が高かったですが、今年は関西でもその様になるのかなと思っています。私ども、インテリア用品の販売店としてインテリアでできることを提案していきたいと思っています。

インテリア商品での遮熱・省エネ・節電は窓を閉めてエアコンの温度をあげて節電することが前提となった商品つくりで、データもすべてそのようになっています。

これは、エアコンの効いた会社で考えているからそういう発想になり、会社向けならばそれでいいのかもしれませんが、エンドユーザーは

エアコンを切って窓を開けて風を通して節電をする考えるのです。

窓を開けるか否かによって節電できる商品が違ってきます。

遮熱ブラインドや遮熱ロールスクリーンは窓が開いて風があると煽られてあまりよくないです。

遮熱レースも窓を開けて風があると煽られます。

ミドリのレースです。暑さ対策に「ミドリのカーテン」  ちょっと意味が違ったかな。
窓を開けるとこのようになります。

そこで考えました。

遮熱効果があって、風がぬけるレースができないかと。

レースに穴をあければいいのです。

遮熱効果もなければなりません。

通販会社が昨年発売して大ヒットした日射熱64%カットする遮熱レースと仕入れ先が同じ坂井レースの生地で、当店の「シャネットレース80」のレーザーカットで穴をあけました。

シャネットレース80はこちらをご覧ください。帝人ファイバーの遮熱原糸「涼しやHC」を80%使用しているレースです。

レーザーカットに関しましてはこちらをお読みください。当店の縫製加工所の技術です。

 

上の写真の右側です。

名付けて シャネットレース80風通

これは当店のつけた名前でオリジナル商品です。
一般名詞でいうと格子型レーザーカット高機能遮熱レースになります。

今、いろいろと調整しておりまして6月の末ぐらいに商品化できる予定です。

風は通りますが少し煽られます。

価格は フラットならば幅270㎝×200㎝で26600円(税込)

      1.5倍使いならば幅186㎝×200㎝で26600円(税込)

       2倍使いならば幅215㎝×200㎝で39600円(税込)

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ヨコ使いのレースをタテに使ってボーダー柄に

フジエテキスタイルのストライプ柄でタテに使うレースをヨコに使ってボーダー柄にしました。

 

1.05倍のフラットレースで部屋側に取り付けています。

ドレープはスミノエの遮光3級のものを2倍使いに縫製をしてガラス側に取り付けています。

 

上の写真はドレープも閉じているところ

大きな窓で横に広くて奥行きのない部屋にはボーダー柄をすると部屋が広がった感じで広くみえます。

 

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レースは夏冬吊り替えましょう

「4月10日はインテリアを考える日」です。

といっても誰もご存じないと思います。日本インテリアファブリックス協会(NIF)がずっと以前に制定し、制定した当時はいろんな企画がありました。その後、4月10日にインテリア業界の名門企業が倒産し、その後は考え込む日となり、ほとんど活動はされていませんでした。

これが、4年前ぐらいにもう一度見直そうということになり、ジャパンテックスの時にチューリップの球根を配って、4月10日に咲かせようというような企画があったり、日本インテリアファブリックス協会(NIF)加盟の企業のカレンダーには「4月10日はインテリアを考える日」と書くようになりました。

それが、今年はどこもうんともすんとも言ってこないのです。加盟企業のリーディングカンパニーであるトーソーのカレンダーからは「4月10日はインテリアを考える日」というのが消えたりしています。

 

そのことをツイッターでつぶやいたら、『まだ、今年もいきている」とのことでした。

 

私にとりましては、毎日がインテリアを考える日で、それは商売でもありますが日本のインテリアをよくしたいという想いもあります。

当店では、レースは夏と冬を吊り替えましょうということを提案しています。

夏は機能面も重視して遮熱性のあるレースをとりつけて、冬場はインテリアを楽しむためにもいいレースを取り付けてもらいたいと思っています。

そこで考えました。

夏用と冬用のレースを同サイズで同時にご購入頂いた場合は、安い方を通常販売価格よりさらに20%引きいたします。

イッキに買うのはちょっとお考えの方には、1年以内に同サイズのレースを吊り替えようとしてご購入の場合、安い方のレースを15%引きいたします。1年間有効の割引チケットをさしあげます。

夏用に遮熱レースを買ったけど、冬になると光が入りにくくってうっとうしいと感じたら、思いきって冬用のレースを買うのです。そうすると通常よりさらに15%引きになります。

逆に、透け感のあるレースを買ってしまったら、夏場は暑くてたまらないというときには、夏に思いきって遮熱レースを買うのです。そうすると通常よりさらに15%引きになります。

どうですか?

レースが夏用冬用2つあればお洗濯も年2回する習慣になり、かえってレースが長持ちします。

レースは夏冬吊り替えると節電にもなります。

 

 

 

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レースのカビ取り

 昨年の1月に納品させて頂いたお客さまからレースにカビがはえたのでなんとかならないかという相談がありました。

以前は、当店のクリーニングでは「カビはとれません」といって断っていたのですが、最近は当店のクリーニング技術も進歩しまして、白っぽいレースカーテンのカビならばなんとかとれるようになりお受けできるようになりました。

カビ落としは塩素系のもので漂白する形になりますので、ドレープ(厚手カーテン)は色が落ちることがありますので難しいのです。

白いレースならばほぼ落ちます。

今回の商品は納品したのが昨年だったので、まだ継続していて事前にカットサンプルを取寄せて実験をしました。

スミノエのレースです。

そしたら、ヨコボーダーの白の部分が一段と白くなりました。全部一緒に洗えばきにならないということで、事前にサンプルをみていただいてクリーニングと共にカビとりをさせていただきました。

BEFORE

 AFTER

カビはもっといっぱいついていましたがほぼきれいにおちました。

こちらの現場は1.3倍つかいのフラットでピッチキープコードで納品しています。

 こちらの現場の1.3倍フラットに焦点を当てたブログはこちらに書いていますのでご覧下さい。

別のブログ「カーテン屋の現場からの叫び」
http://orike.blog47.fc2.com/blog-entry-130.html

  

 

 

 

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タテ使いの生地の裾ウエイトロック

カーテン夢工房では、私が書いているこのブログ以外に、主に女性スタッフによる「カーテン夢工房のスタッフブログ」というのを書いています。

ぜひ、こちらもお読みください。   カーテン夢工房のスタッフブログ   

私の場合は、接客はほとんどしていませんし、取り付けもあまり行っていないので、どうしても能書きを述べるハードな部分が多いのですが、スタッフブログは接客している者が書いていますので、私のブログとはまったく違った切り口になっています。

また、別サイトで『初めてオーダーカーテンをされる方へ』というホームページも作っています。これは、すべて女性社員が手づくりでつくっています。毎日少しずつ更新している状況でまだ完成していませんが、少しずつ良くなってきています。

こちらもご覧ください。        初めてオーダーカーテンをされる方へ

こちらのサイトは、ブログを書くような感覚でつくれるソフトを入れており、けっこう楽しみながら作っています。

今までのホームページは男性スタッフが、ドリームウィーバーというソフトで全部自社でつくっています。日々少しずつ更新しています。

こちらもご覧ください。         カーテン夢工房

 

さて、本題です。

今日、当店の取引のない住宅メーカーのインテリアコーディネーターがお見えになり、お話をしていたところ、「タテ使いのレースで裾のウエイトロックができなんのですよ」とおっしゃっるのです。

当店の場合は、何の問題もなくやっています。

「できない」という理由は巾継ぎをした場合、そこのところがきれいにできないということと、ウエイト巻きロックをしたら、ウエイトの重みで何回か洗濯をすると、そこの部分がはずれてくるからだと思います。

当店の場合は、本縫いで巻きロックをしていますのできれいにできましてはずれてこないのです。

 

上の写真は幅継ぎをしているレースですが、本縫いウエイト巻きロックをしていますので問題なくできます。

 無地のレースならば、裾を10センチの折返しをしても問題はないですが、今はやりの透け感のあるレースで柄のある商品は折り返すと、裾の部分に裏側にきている柄がうつるのです。

下の写真がその例です。

 裾10センチの折返しですが、折り返している部分の柄が表側からみえています。

このように裾を本縫いで巻きロックをすれば、裾は一重ですっきりきれいな柄出しができます。

川島織物セルコンのプルミエという見本帳の最初のあたりに載っているオーガンジーのレース(透け感のあるレース)も本来は裾をウエイトにして折り返さない方が柄出しがきれいのです。

 でも、メーカー縫製ではやってくれません。当店ではやっています。

 PL7004という生地です。

こういう柄のあるレースは裾はウエイトにした方がきれいです。1,5倍使いの1つ山で幅継ぎして縫製しています。

裾はこんな感じです。

 現場に行く前に社内で撮った写真です。幅継ぎをしていますが、本縫い巻きロックで折り返していません。

 

 

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レース用の後から取り付ける遮熱裏地「シャネットうらだⅡ」

8月11日

東日本大震災からちょうど5カ月です。
ツイッター仲間であり、一緒に勉強会をしている熊谷安利さんが被災地の様子をツイッターやフェイスブックで情報発信をしてくれてます。

熊谷さんは、この7月をもって長年勤められたカーテンショップを退職されました。新たに自分のショップをもつべくこれから奮闘予定で、その前にひと夏、両親の故郷、東北岩手の被災地でボランティア活動をされています。

熊谷さんのツイッターは http://twitter.com/kumagai8104

フェイスブックは      http://facebook.com/kumagai.nico

フェイスブックには被災地の様子がわかる写真をいっぱい載せておられます。是非、ご覧ください。

1ヶ月近くボランティアで被災地にお手伝いにいかれることはすごいことです。私なんかはたとえ時間があってもできないことです。

今回、熊谷さんが情報発信をしてくれたことによってしったことがたくさんあります。ボランティアを受け入れる組織があり、そこにはたくさんの方が志願してボランティアに来ておられます。

もっとびっくりしたことは、恥ずかしながらあまりにも認識不足だったのですが、5か月経った今でも、すごい瓦礫が残っていてほとんど片付いていないということです。

逆に、阪神大震災の時を知っているだけに、あの時はすごい早いスピードで復興に向けて動きだしていただけに、今回の東日本大震災の被害の大きさと5カ月経った現状にびっくりしてる次第です。

熊谷さんがされていることに比べれば私どもはたいしたことではないですが、小さなことでも少しでも役立ちたいと思っておりまして、これからも毎月11日に、ハギレの売上金を日本赤十字社を通じて被災地に寄付を続けていきたいと思っています。

 

 

 

 

さて、本題です。

最近は夏枯れとともにブログネタ枯れしていまして、同じような話になります。

後から取り付ける遮熱対策用のレース用の裏地「シャネットうらだⅡ」の施工例です。

シャネットうらだⅡに関しましてはこちらをご覧ください。

http://www.curtainkyaku.com/proposal/heat2.html

後からレース用の裏地「シャネットうらだⅡ」をつけました。

上の写真の左半分だけ、シャネットうらだⅡを取り付けています。

もう少しアップにすると

左半分だけシャネットうらだⅡをつけています。少し暗くなりみえにくくなりますが、遮熱効果は抜群です。

裏側はシルバーでテカテカに光ってます。

  

画像はクリックすると拡大します。

今ついているレースにあとからとりつけることができまして、着脱が簡単で冬場は外すことができます。

 

 

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