5月1日に立川ブラインド工業が新しいブラインドのカタログが出しまして、新商品の「シルキーサート」を取り付けました。
ブラインドって、タチカワ、ニチベイ、トーソーはそんなに変わらなくて、私はあまりメーカーにもこだわりがなく、メーカーの担当者の良し悪しによってどこにするかを決めるぐらいだったのですが、今回のタチカワのブラインドはすごくいいです。
タチカワもこれに賭けている意気込みが感じられる見本帳です。色もキレイし、色数も287色あり充実しています。
新商品としてシルキーサートがでましたので、早速施工しました。現場は高層階の事務所で西向きの窓で、取り付け高さが2m60㎝あります。
このブラインドは1本のチェーン式で、チェーンから手を離すと、ゆっくり自動的に降りてきて速度調整機能もついていて最後はゆっくりになるのです。高い窓には最適です。
また、1㎝巾のラダーテープがついていて昇降コードを通す穴からの光漏れを防ぎますので西向きの窓には最適です。
今回は、普通のものと同じ価格で遮熱スラットも選べるため、遮熱タイプにしています。省エネにもいいのです。




このシルキーサートは価格は通常のものに比べて20%ぐらいアップしていますが、それだけの価値は十分あると思います。
この商品の大きな特長は、アルミスラットとファブリックテープの新しいスタイルなんです。この商品に選べるスラットが277色、ラダーテープが13色、それにチェーンも5色から選べて18005の組み合わせから選べるのです。
スラットの色サンプルは全色あるのですが、ファブリックテープ(ラダーテープ)の色サンプルはなくて印刷物だけなんです。現物の色を見たいと思ったら、ロールスクリーンの「ライフ」から13色を厳選しましたと書かれていて、ロールの見本帳をみなければならないのです。
13色厳選したと書いてあるから「ライフ」にはその色があるのかと思ったら13色中6色はないのです。ペールピンク、ペールオレンジ、ペールイエロー、ペールグリーン、ペールブルー、ブラックはどこから厳選したんかい?
こういう大雑把なところはいかにもタチカワなんです。
今回の新商品の中でアピールできるものとして、トーソーが目玉としていた遮熱スラットがタチカワにもできました。他社が売れているとすぐにまねをするのもタチカワです。
この商品の「売り」は赤外線の反射率が、トーソーが一般的なスラットに比べて2倍弱に対して2.5倍で、冷房費の節約が、トーソーが767円に対してタチカワは946円ということをうたっており、さらにタチカワは独自に一般のスラットに対して遮熱スラットはー3.7℃と書いているのです。
私はこの遮熱スラットを取り付けると室内の温度が3.7℃下がるのかと思いました。
そうじゃなくて、小さく「ブラインドの温度」と書かれているのです。
このシュミレーションは7月23日、東京、西面、窓面日射量701W/㎡で、室内温度26℃、屋外温度32.8度の時で、窓に取り付けてあるブラインドの温度を測ったら一般のスラットは39.9℃で遮熱スラットは36.2℃だというのです。
それがー3.7℃ とのことです。
なにをいうねん。
我々が知りたいのはブラインドの温度とちゃんねん。
遮熱スラットにしたら室内の温度がどれだけ下がるかを知りたいねん。
売上の悪いものが窓際族で窓際に立たされ、長いあいだ風にあたり、熱を計ったら39.9℃あって風邪ひいたんとちゃうかという話なんかどうでもいいねん。
どうよ、タチカワ
946円もトーソーに対する数字のマジックやん。詳しくは書かないけど、カタログを見比べたらおもろいこといっぱいみつけたわ。
私も書いとくわ。
当店で販売している遮熱カーテンは約1340円の節約なんです。
1日9時間エアコンを使うとして、6月1日から9月30日までの期間でエアコン(2.2kwh)・電力目安単価税込22円/1kwhとして、設定温度を2℃上げた場合の目安です。
どや
このブログは役にたちましたか。はい、クリック
カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→

ブログのトップへ