潮騒

風薫る季節、風を通すレース

大型連休真っ只中です。

この期間は、世の中一般ではゴールデンウイークと称し、GWと書いています。

NHKでは、ゴールデンウイークと言わずに大型連休と言っています。

ここを読んでください。

「ゴールデンウイーク」(黄金週間)は、連休で観客の入りがよかったため、この期間中に大作をぶつけるようになった映画界が、宣伝も兼ねて作り出したことばで、昭和27~28(1952~53)年ごろから一般にも使われるようになったようです

とのことです。

 

国民のお金で運営されているテレビ局なので、一映画界が使った言葉を

使わないというようなこともあり、「のんきに休んでなんかいられないのに

なにがゴールデンウィークだ~」という苦情の電話があったり、外来語は出来るだけ

使わないということで、NHKでは大型連休というらしいのです。

ゴールデンウイーク(GW)は完全に国民の支持を得ている言葉だし、新聞でも

使われているので、別に問題はないと思います。

 

でも、仕事的に言えば、落ち着いており決してかき入れ時でもなく、

黄金週間でもないので、2年程前ぐらいからこのブログでは

「大型連休」ということばを使っています。

大型連休でもなく、5月は3日4日5日は休みを頂いていますが、

1日2日は営業していましたし、5月6日(日)は営業しています。

 

風薫る季節です。

先日のブログに書きました帝人フロンティアの繊維「潮騒®」を使ったレースを

実際にお客様のところに納品しましたので、実験をしました。

2間の広さの広縁で南側のこの窓と北側の窓を開けて風通しをよくしました。

下の画像は吊り替える前の普通のレースです。

20年ぐらい使われています。

このあと、両開きの左側だけ、「潮騒®」のレースに吊り替えますが、

風の通り具合が左右同じかどうかを確認しました。

吊り替える前に右も左も同じ揺れ具合です。

下の画像は左側だけ「潮騒®」を使ったレースに吊り替えました。

右側の普通のレースの方はかなり風に煽られます。

でも、左側の「潮騒®」を使ったレースは風に煽られないということはないです。

実際に顔をレースに当てると風が通っているのは感じられますが、

過度の期待は禁物です。

どうでもいいが動画をご覧ください。

下の画像の真ん中の三角をクリックすると動画になります。

 

 

左側は「潮騒®」を使ったレースです。

右側は普通のレースです。

動画は4倍速に変速しています。

このレースは風合いがよくて、広縁にはおススメします。

 

 

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風を通すレース発売

私はよくニトリのカーテン売り場に行きます。

日本で一番カーテンを売っている販売店で、どういうのが売れているのか

研究するためです。

先日行った時は、これからの季節に向けた商品として風を通すレースカーテン

「AIR TOSS」(エアトース)を前面に出していました。

裏から風を送って、このエアトースと普通のレースとの違いの実験ツールまで

ありましてその場で体験できるようになっていました。

説明をみると、東レが開発した特殊金属酸化物を練りこんだポリエステル長繊維を

使っていて、共同開発の商品のようです。

風(エア)が通すで「エアトース」なんてうまくネーミングしており、

感心しました。

でも、私ならばおシャレ好きでもうひとひねりをして、東レの商品で

風を通ってくれという願いを込めて「AIR TORAY」(エアトーレ)と

したと思います。

 

これはちょっとヒットする予感がしました。

今年の夏に新しくだしてくるファブリックメーカーのカーテンの見本帳には

1~2点「風を通すレースカーテン」が出てくると思います。

その前に、この商品に似たものがないかと探していたら

ネットで、帝人フロンティアが風を通すレースカーテンとして

「潮騒®」という繊維をだしていることがわかりました。

この糸を使って、レースとして商品化しているメーカーがないのかと思って

SNSで呼びかけたら、すぐにわかりまして2点サンプルを作って実験を

しました。

当店で扱っているのは、帝人フロンティアの「潮騒®(Rマーク)」という繊維を

使ったものです。

下の画像の左側が「潮騒®」で右側が普通のレースです。

当店の玄関入口のところに2点並べました。

事務所側のドアも開けて風通しをよくしました。

左側が「潮騒®」 右側は普通のレース

どうでもいいが動画です。

真ん中の三角をクリックしてください。

動画撮影は2分弱かかりましたが、アップは4倍速に変換しています。

確かにかぜによって揺れ具合は違いますが、「潮騒®」も

けっこう風で煽られます。

この「潮騒®(Rマーク)」の含有率によっても違うと思います。

多く含まれると価格も高くなります。

 

過度の期待は禁物ですが、普通のレースよりは風を通します。

 

当店はオーダーカーテン専門店なので、丈のサイズは5㎜単位で縫製を

しており、この商品に限り両サイドに入れるウエイトは

樹脂製の10グラムのものを使っています。

 

 

カーテンの裾の耳に入れるウエイトも変遷がありまして、ずっと以前は

なまりでした。

それが環境問題などで、その後はステンレスが主となりました。

大手企業は、検針をしており、ステンレスでは検針機が反応する場合もあり、

その後セラミックのウエイトを使うようになってきました。

ステンレス、セラミックではリサイクルの問題も起こりまして、これからは

リサイクルでき、風に揺れて窓ガラスにウエイトが当たっても音がしない

樹脂製のものが主流となってくると思います。

 

ある住宅メーカーでは、レースにウエイトが入っていたところ、窓ガラスとの

干渉でなにかがあったらしく、レースにウエイトを入れるのが禁止に

なっています。

そういったケースにもこの樹脂製のウエイトは対応できます。

 

カーテンはカーテン専門店で買いましょう。

 

このレースは、なかなか風合いがよくおススメです。

 

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