メタコ

メタコの電動ロールスクリーンの生地をニチベイに交換

新型コロナウイルスの感染者数は少し落ち着いてきたようです。

ワクチン接種の効果が表れてきたのでしょうか?

2回ワクチン接種した人の副反応で一番多いのは何かご存じですか?

 

 

「ワクチン打ったよ~」とか「熱が何度でた~」とかをSNSや人に言うのが

一番多いそうです。

 

 

さて、本題です。

 

メタコの電動ロールスクリーンの生地交換をニチベイの生地でしました。

 

 

メタコはロールスクリーンと網戸のメーカーで、ロールスクリーンは

大型物件や特殊な窓装飾に強くで、一般的にはあまり知られていない

ですが、設計指定はよくあります。

 

そこの電動のモーターはソムフィです。

ソムフィはフランス発祥のメーカーで電動のシャッターやオーニングに

強く、インテリア関係では電動のカーテンレールやロールスクリーンで

OEMをしているメーカーがあります。

 

生地はメタコのもので10年以上使われているのですが、夏は暑いのと

汚れもひどくなったのでお客様は生地交換を希望されていました。

 

お客様は家を建てられた建築会社に依頼され、メタコに話がいき、

メタコの生地サンプルを手に入れておられました。

その中には、望んでおられる生地がなく、当店に相談がありました。

 

 

「カーテン夢工房さんなら、なんとかしてくれるんじゃないかなぁと

思って。」

 

こういわれると意気に感じます。

 

お客様の要望は、ある程度日光を遮る遮光性のあるもので、もっと

明るい色のものが欲しいとのことです。

 

メタコの生地で、ロールの生地交換をするのならば簡単なんですが、

メタコにはそんな感じの生地はなかったのです。

 

ニチベイのロールスクリーンの生地には、ご希望の生地があったのですが、

果たして、ニチベイの生地をメタコの電動ロールスクリーンにセット

できるのか、またメタコの電動ロールも扱ったことがなかったので

ハードルは高かったのです。

 

他社ができないのならばやってみようというチャレンジ精神と

好奇心でやりました。

 

メタコに電動ロールスクリーンの上限・下限位置の設定・解除のやり方の

マニュアルを欲しいといったところ、施工は全部自社職人で職人が

覚えているのでマニュアルはないと言うのです。

ニチベイの生地で交換するんだけどというと、セッティングテープは

分けてもらえるということで、それを買って現場でセット

しました。

 

ソムフィに聞いても、電動ロールのマニュアルはないけど、オーニング

ならばあるので、それをみて考えてやってくださいといわれました。

 

電動のオーニングのセットマニュアルをみながら、2時間かかりましたが

生地交換ができました。

お客様にもたいへん喜んでいただきました。

 

 

最初は生地の剥がし方もわからず大変でした。

でも、ひとつできるとスムーズにいきました。

生地はニチベイのN9599

 

生地交換は比較的スムーズにできました。最後の上限位置の

設定に戸惑いましたがなんとかきれいに納まりました。

 

当店はメーカーに頼らず、試行錯誤しながらやっていますので、

34年間のノウハウの蓄積があります。

一つのメーカーに丸振りすることはないので、他社の商品をくっつけたり

することもします。

 

お客様の満足度を追求していきたいと思っています。

 

 

 

 

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メタコのロールスクリーン

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メタコのロールスクリーンを取り付けました。

20年前に新築された時にキッチンの前にメタコのロールスクリーンをとりつけられたのですが、操作コードがきれたとのことで新しいものに交換しました。

お客様は、このメタコの商品がお気に入りで今回もメタコでとおっしゃいまして調べたら、同じ商品であるデブラが継続してありました。メカのシステムも全く同じで20年間何一つ変わらないのもすごいけど、だから衰退するのかもしれません。

SH380502CIMG6443

上の写真の左が取り外す前の20年前に取り付けたロール。
右が新品。同じ色番なんですが、20年前の分は焼けて色が変わっていました。

メタコのロールスクリーンと言っても若い方はあまりご存じないかも知れませんが、ロールスクリーンの先駆けで技術的にはいいものがあり設計関係では強いメーカーです。

10年前までは川島織物(現川島織物セルコン〉のメカは、メタコのもので、川島がメタコからニチベイ、タチカワと切り替えていったためメタコの力が弱くなっていきました。

メタコの良さは優れた技術力です。
20年前で、この現場のように巾2000mmを超えて(この現場の発注サイズは2100mm)ふつうのメカでできたのはメタコだけです。今はどこのメーカーもできるようになりました。

ギアー比は、国内主要3メーカーのロールスクリーンは操作の引っ張りと回転数が同じで、1M引っ張ると生地が1M下がります。それに対してメタコは14対1で1M引っ張ると7~8センチしか動きません。

これは、優雅なんですが今の時代ではイライラしますかね。

このギアー比のため、操作チェーンはエンドレスになっていますが、これが意外と丈夫で、この現場も20年持ちました。

メタコのロールスクリーンの発注は1ミリ単位です。

昔からメタコは好きなんですが、今はロールスクリーンに力を入れていないのが残念です。

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