ダブルシェード

ディズニーの生地でシェードをつくりました。

住江織物の第125回定時株主総会に行ってきました。

 「はい、72番の小嶋です。 えー、大阪市内でカーテン屋をしております。

え〜、まずは御社がこの33年間、インテリア業界の団体に優秀な人材を出して

いただき、業界を取りまとめていただいたことに敬意を表します。

え〜、また吉川社長におかれまして、その会長とし、ご尽力いただいていることは、

業界の末端のかたすみのえにいる私どもにとりましても、深く感謝している次第で

ございます。

えー、この春からの株高もスミノエ商品の販売意欲を駆り立てるものがあり、

大変感謝しております。

どうもです。

えっ、もとい。

モードS、今夏発売になりましたカーテンの見本帳につきましてですが・・・、

えー、デザイナーが代ったことにより、少し・・・ えーーー

 それはさておき、

 御社のカーテンの販売戦略におきまして、一部、全国展開しておられるチェーン店に

対して、ひじょうに安い価格で販売されているがために、

え〜、そちらからも大幅値引き価格でエンドユーザーに販売されているのです。

それが、御社のブランドイメージを大きく損なっているように思うのですが、

会社側としてどのようにお考えなのかご意見をお聞かせ願いたいのです。」

 

こんなこと、株主総会でとても言えません。すべての議案に拍手して、

住江織物がつくったという「金時草ひやむぎ」をお土産にいただいてさっさと

帰ってきました。

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住江織物は業績好調なので、昔ながらの株主総会の風景で1列目には、スーツを着た

社員株主と思われる人が陣取り、会社側の意向にそって拍手をされていて、

出席者もOBが多いようで穏やかな総会でした。

インテリア業界の株価は、世間ではあまり注目はされていませんが、隠れ五輪株として

2020年の東京五輪決定後はどこも順調に値上がりしています。

 

さて、本題です。

ディズニーの生地でツインシェード(ダブルシェード)をつくりました。

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 マンションのリビングで南面はツインシェードを2分割で取り付けていまして、

手前がスミノエからだしているミッキーのレースでUD-615

後ろ側が無地の白でスミノエD-9173

東側の大きい窓はスミノエD9049 レースはD9045です。

 

ディズニーのカーテンといえば、ずっとアスワンだったのですが、

3〜4年前にサンゲツがだし、スミノエが出しました。

アスワンのはどちらかというと子供向けのディズニーです。

スミノエのは大人向けのディズニーです。

サンゲツのはアスワンと同じようなもので

出ずニー  

です。

 

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レース手前のツインシェードを吹き抜け階段に取り付ける

 簡単な施工写真ブログです。

階段吹き抜けのところにツインタイプのプレーンシェードでレース手前仕様を

取付けました。

生地は手前レースフジエFA1603WH  ドレープはフジエFA2070YEです。

 

 

 

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コーナー窓にツインシェードを取り付けました。

コーナー窓にツインシェード(ダブルシェード)ドラム式ワンチェーン(トーソーメカ)を取り付けました。

部屋内側   レース  FA1606BR フジエテキスタイル

ガラス側   ドレープ  CK2599    サンゲツ

真ん中で色が違うように見えるのは遮熱のガラスのせいです。

シェードを2台コーナー窓に直角に取付ける場合はヘッドレールの前の面で突き付けます。どちらかを長くすると長い方があがりにくくなります。

前の面で突き付けで取り付けると後幕のコーナーの部分に隙間ができます。そのため、後ろ幕をリターン仕様で長くします。

 

このやり方はトーソーが2010年10月にシェードの見本帳を改訂した時に商品化しましたので、今はごく一般的にどこでもやっています。

こちらをご覧ください。

それより1年半前に私はツインシェードのコーナーの納め方に工夫して取り付けています。
2009年4月11日のブログをご覧下さい。

 日本でシェードのメカにおいてダントツのシェアを誇るトーソーよりも当店は一歩先を行っていました。

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手前レースのツインシェードの一工夫

レース手前のツインシェードを取り付けました。

 

 透け感のあるオーガンジーのレースで裾の折返し部分が共生地ならば中に入っているバーが丸見えになるため、お客様の要望でこの部分は別の生地にしました。

ここまではよかったのですが、お尻隠して頭隠せずになってしまいました。

ヘッドレールのところが透け感のあるレースのため丸見えになってしまいました。

反省。

 詳しくは夢工房のスタッフブログに年明けに書きます。

 

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ツインシェード、ドレープ手前の場合とレース手前の場合

11月9日~11日まで開催されましたジャパンテックス2011は、3日間の総来場者数は14705名で前年対比17.5%の減でした。

実際に行ってみると展示のブースも充実していましたし、セミナー・トークショーもよくて、私はすごく勉強になりましたしよかったと思っています。

30回という節目の展示会にもかかわらず、事前のセールスプロモーションが弱くて、動員することが出来なかったのだと思います。初日一番盛り上がっていたのは美術系の大学生のブースが黒山の人だかりで各学校で動員をかけたと話されていました。

昨年の展示会は、棒(某)メーカーのやる気のなさに象徴されるように展示ブースがつまらなかったというのも要因だと思います。昨年行った人が「今年はいいや」と思われた方も多いと思います。棒メーカーは今年はいい展示をしていました。

昨年、実行委員長だったニチベイは今年は元気がなかったです。目新しい商品がなくて、部屋のコーディネートを提案するシーンをスタイリングプロに依頼をしていただけで鮮度がなかったです。

昨年はあれほど熱心に招待券を持って来て「ニチベイ」と印字した招待券で入ってくださいといっていましたが、今年は案内すら持ってきませんでした。

結局、ジャパンテックスは正会員の大手メーカーが、事前に情報発信をして動員に熱心でないから盛り上がらないのです。

 今回のジャパンテックスで、画期的なことは立川ブラインド工業の立川社長が、会場からもツイッターをされて積極的につぶやかれたことです。

我々のつぶやきにもきちんと返事をされていましたし、相互フォローすることによって今後ユーザーの声が直接企業のトップに届くようになります。

タチカワの営業はたいへんだろうけど、これによってインテリア業界は確実に変わると思います。

 関連話として、ふんばろう東日本支援プロジェクトの「ミシンでお仕事プロジェクト」のリーダー熊谷さんのジャパンテックス報告のブログもお読みください。

 

さて、本題です。

 住宅メーカーの仕事でツインシェード(ダブルシェード)を取り付けました。

指示はドレープ(厚手カーテン)手前、レースは窓側だったのですが、取り付けてみた所間違いだったらしくレースを手前にし、ドレープを窓側に変更しました。

その違いを写真でお見せします。

縫製サイズはW3830×H2440
生地は ドレープ 川島織物セルコンFT1777  レース フジエ FA1303GY

まずはドレープ手前

 

画像はクリックで拡大します。上の2枚はレースは降りています。

レースが手前

 

違いの雰囲気はどうですか?

レースは透明のリング付きテープを使っているのですが、透け感のあるレースのためテープが少し目立っています。

私どもの中ではあまり大きなサイズでのツインシェードは提案しないのですが、丈が大きい時はきれいに上がるようにリングのピッチを大きくして均等になるようにします。

今回の丈は243センチで、リングの間隔は約30センチの均等ピッチにしています。

 

ドレープの裏側で、リングはどこにでも差し込めるタイプで約30センチ間隔になっています。

当店では、シェードの丈によって、リングのつける間隔を変えて均等になるように計算してリングを手で差し込んでいます。

 

 

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ツインシェード(ダブルタイプ)ドラム式 トーソーとタチカワの比較

 最近、ブログネタがなくなってきました。

同業者に会うと、よくブログで勉強させていただいていますと言われます。ひじょうにうれしいですが、特に同業者よりよく儲けているわけでもないし指導する立場でもないので、すごくプレッシャーになってます。

こちらのブログは1639回書いてまして、書く内容もかなりダブってきています。

施工事例は、接客しているスタッフが「カーテン夢工房スタッフブログ」というのを書き始めましたので、ソフト面はそちらに書くようにしています。

            

こちらとともにぜひお読みください。

また、業界向けのブログは「勝手にしたらカーテン屋・粋に書いても日記」の方に書いています。

業界関係者はこちらをお読みください。 http://ameblo.jp/curtainkyaku/

今回は「川島織物セルコンのフィーロ」について応援メッセージです。

 

さて、本題です。

トーソーのツインシェードドラム式とタチカワのダブルタイプドラム式の違いについて書いてみます。

こんな話も、よく販売されている同業者にとっては、「今更なによ」と思っておられる方も多いと思いますが、あくまでエンドユーザーに分かりやすくということで説明したいと思います。

 まず、ユーザーの方でツインシェードを注文される時に生地はこだわってもメカまでこだわる人は少ないと思います。販売する側もあまり説明をしないかもしれません。

1年前までは、ドラム式ではタチカワがワンチェーンで、トーソーが2本チェーンの操作だったのです。

その頃は操作チェーンは1本がいいですか、2本がいいですかと言っていればよかったのです。1本ならばタチカワだったのですが、1年前にトーソーも1本の操作チェーンのものをだしてきたため、今やほとんどがワンチェーンのドラム式になっています。

そのため、どこのメーカーもかわらないように思われています。トーソー、タチカワ以外にもニチベイもワンチェーンのドラム式をだしています。

ニチベイは一番最後にだして、トーソーとタチカワのいいところを取り入れていい商品なのですが、あまりPRしてこないので接する機会がないので今回は割愛します。

名称もトーソーはツインシェード、タチカワはダブルタイプ、ニチベイはダブルシェードといいますが、ここではツインシェードといい、ドラム式についての話です。

大きく違うのは2本のシャフトの並び方です。

トーソーはタテに並んでいて、タチカワはヨコに並んでいます。それに対してニチベイは斜めになっています。

写真の   左側はトーソー、             右側がタチカワです。

 

  

 

これによってどういう問題が起こるのか。

トーソーは壁からの出幅が小さい。 タチカワは大きい。

一番の問題点は上げた時のたまりの大きさでトーソーはタテに長いうえにさらにレールのしたに部材がついていてたまりが大きくなります。これがトーソーの一番の問題点です。

 

 

左側がトーソー、右がタチカワ。

写真の施工例の製品高さがトーソーは70センチぐらいで、タチカワが220センチぐらいでまったく違うのですが、トーソーの方がたまりの丈が大きくなります。

 

ここまでは明らかにわかることです。これからはちょっと専門的なことを書きます。

トーソーの操作は重くて、タチカワの方が軽いのです。トーソーのメカは上げるのにちょっと力がいります。トーソーは7月にモデルチェンジをして少し軽くしたのですがほとんど変わりません。

 タチカワは操作性はよくて、ブレーキもよく効きます。しかし幅が小さくて軽い商品の場合は下まで下がりにくいのです。それを防止するために幅の小さいものはウエイトが2本はいっています。

タチカワのブレーキ機構はグリスが使われていて、冬場は油が固まり、下降が悪くなります。夏場は問題ありません。寒冷地には向かない。

ブラケットはトーソーはメカの色に合わせていますが、タチカワは鉄製のメタルシルバーだけです。

以前はタチカワは前幕と後幕の幅の差が20ミリあったのが、4月にモデルチェンジしましてトーソーと同じ左右5ミリずつになりましたので、この差はなくなりました。

製作サイズはトーソーは幅4000ミリまでOKなのに対してタチカワは2900ミリです。実際は4Mのツインシェードをつくることはなくて、2.9Mあれば十分なんです。でも、この数字からして、トーソーの方が丈夫そうです。

 

私の結論

窓枠内付する場合で、奥行きが70ミリ以上ある場合はタチカワ。あげた時のたまりが少ないから。 

奥行きはあまりない場合はトーソー。天付けブラケットを使うと奥行きが45ミリぐらいでもとりつけることができます。

正面付けならば、トーソー。出幅が少ない。たまりは大きいけど、取付高さで調整できます。ブラケットの色も揃っています。

トーソーに願わくは正面付けのブラケットがアジャストできるようにしてほしいのです。

 

操作性の軽さを求めるならばタチカワ。

 

 

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プレーンシェードは窓枠内付けか壁に正面付けか

毎日暑いですね。

この商売をしていると、暑い季節は思い切り暑くなった方が物が売れていいのですが、6月でこの暑さならば7月になればもっとつらい(July)ですね。

さて、本題です。

先日のブログで、ツインシェードをすべて窓枠内付けした写真を載せたところ、「ツインシェードは内付けがいいのですか、それとも壁に正面付けの方がいいのでは?」という問合せをいただいたので写真で検証してみたいと思います。

窓枠内付のケース

 

 

上の写真がタチカワの新型のツインシェード(ダブルタイプ)ドラム式ワンチェーンで窓枠内付けしています。

メリットは部屋側に出ないのですっきりします。

デメリットは①上げた時にたまりが20センチぐらいはできますので開口部を狭くします。
②両端や下部にわずかながら隙間があきます。③結露しやすいということが挙げられます。

壁に正面付けのケース

 

 

 メリットは①全体を覆いかぶせることができます。②窓上少し高めにつけることによって開口部を広く取ることができます。

デメリットは部屋側にでます。

私はシェードは正面付けする方がきれいと思っています。

当店でよくやるのは、ツインシェードを使わず、ドレープ用とレース用を別々のメカでつくってドレープ用は壁正面にとりつけて、レース用は窓枠内側につけるやり方です。

別々につけるのと、ツインタイプでつけるのとでは金額的には10%ぐらいツインの方が安いぐらいだと思います。

 

 

これは、ツインシェードを枠内付けすろのと壁付けするデメリットは解消できます。金額がほんのわずかだけ高くなります。

 

 

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