エリート

普通のカーテンもやっています。(1)

 

ゴールデンウイークは5月3日から6日までの4日間はしっかりと休みました。

世の中ではゴールデンウイークと言えば4月の26日ぐらいからをいうのでしょうけど、

私にとっては後半ぐらいがGWです。

この期間に別住まいの大学生の息子2人も帰ってきまして、実家の裏庭で

BBQをしました。

BBQセットは手作りで、余っていたアングルでコンロを作って、

網とコンパネと角材をホームセンターで買ってきてテーブルセットを組み立てました。

DSC01274 DSC01277

DSC01281 DSC01286

家族揃ってテーブルを囲んで食べる食事はおいしいです。

 

さて、本題です。

私のブログはメカ物の施工例が多くて、普通に取り付けているカーテンの施工例が

少ないのでメカものばかりしているように思われていますが、決してそうではありません。

普通のカーテンの方が多くて、リーズナブルなものから輸入品や高級オーダーカーテン

までなんでもしています。

そういうカーテンの場合は、写真にきれいに撮れないのです。

だからブログにうまくアップできないし、解説するところもないのです。

 

普通のカーテンの施工例です。

DSC01273

DSC01263 DSC01272

「ドレープは形状記憶加工しました」

「生地はウイリアムモリスのアネモアです」

といっても私のブログでは何回も書いているので鮮度がありません。

レールは梁の下の木枠にしかとりつけることができませんので、

トーソーのエリートのNTダブルブラケットを使っています。

DSC01266

 これを使うことによってレールの位置をさげずにつけることができまして、

ある程度の光漏れを防ぐことができます。

DSC01267

取り付けに少しだけ創意工夫をしています。

 

今日のブログは良かったですか? いいね!クリック

 

 

  カーテン夢工房      初めてオーダーカーテンを買われる方へ      カーテン夢工房スタッフブログ   

 

ふんばろう東北!がんばろう日本!

 このブログのトップ

      ホームページへ

 

トーソーとタチカワのカーテンレール

 カーテンレールと言えばトーソーです。

ホームユーズにおいては50%以上のシェアがあると思います。
レールメーカーは以前はトーソー、ヨコタ、タチカワがホームユーズ用のメーカーとしてありましたが、2年前にヨコタが倒産して、今はトーソーかタチカワかの2社になりました。
あと、フェデポリマーブルやバクマ工業も家庭用のレールを出しています。

当店では、ここ23年間はトーソーオンリーだったのですが、ヨコタが無くなってから戦略的なこともあってタチカワもよく使っています。

レールメーカーは、どこかが新商品を出すと他社も同じようなものを発売してきまして、各社同じような商品がいっぱいあります。

見た目ほとんど変わらないという商品ですが、種類はトーソーが一番多いと思います。

見た目はよく似ていても、持った感じが違ってタチカワは少し軽いのです。

そこで、同じような商品を測って比較してみました。

タチカワのファンティア  http://www.blind.co.jp/cr/2011/

トーソーのエリート   http://www.toso.co.jp/products/c_rail/k_rail/elite/index.html

両方とも一般的によく使う機能性レールで182センチの工事用セットで比較しました。

 

 タチカワ ファンティア

                           485グラム

 

トーソー エリート

                        550グラム

一見同じようなレールですが、重さは1割以上違います。

シューズならば、軽い方がいいですが、この手のレールならば金属をたくさん使っている重い方がしっかりしてると思います。

 しかし、今までタチカワのレールでクレームになったことはないです。

タチカワのすごいところは、効率を求めて、クレームにならない程度でギリギリで商品作りをしているところです。

タチカワもよくわかっているのか、運送の際の梱包は丁寧で紙管に入れて送られてきます。
逆にトーソーはレールがしっかりしているからと思っているのか、段ボールを当てただけの簡易梱包なので佐川急便で送られてくるときによく曲がっていることが多いのです。

 

 何を求めるか、好むかはお客様に選択権があります。当店では2社とも強い結びつきがありまして説明しながら販売しています。

 

 

今日のブログは役にたちましたか    はい、クリック


カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→

 



カーテン夢工房      初めてオーダーカーテンを買われる方へ      カーテン夢工房スタッフブログ   

 

ふんばろう東北!がんばろう日本!

 

ブログのトップ

 

 

 

 

 

 

トーソーのカーテンレールエリートの新しいキャップ

トーソーの展示会が大阪で行われましたので行ってきました。

行く前にトーソーの広報から「大阪では、スタッフの胸元を見てつっこんであげてくださいね。」というツイートがあり、何があるのか楽しみにしていました。

そしたら、一部の営業員が「コルト」と書いたネクタイをしているのです。

「え~ コルト」  (ちゃうちゃう、これ禁句)

 なんとセンスのよくないネクタイ。幼稚園の遊戯会でお母さんがつくったような感じでフェルトで「COLT」と型どったものを貼っているのです。

これじゃ、コルトは「安もん」というイメージをアピールしているようなもんじゃないですか?

そのようなことをツイートしたら「これは大阪営業マン限定でした。大阪のコルトネクタイは特別バージョンでした。(笑 )大阪らしく、派手にキメておりました。大阪は、皆で楽しくああいうことを考えるのが大好きなのです。」

とのことでした。

でもね、

   ネクタイに凝ると自らの首を絞めるということですよ。

 

さて、本題です。

トーソーのレールのカタログは6月1日から新しくなりました。新商品を紹介していきますが、私の場合はみんなが書かないようなことを書いていきます。

トーソーの代表的なレールのエリートに新しくMキャップ(一体型サイドキャップ)ができました。

(画像はクリックすると拡大します。)

カタログをコピーしたもので左上の商品がMキャップです。右下が従来のキャップです。

 

これは展示会で撮った写真です。トーソーのエリートでは初めての商品ですがネクスティにはこのタイプのキャップはあります。(ヨコタのフリークにもありました。)

単なるキャップが新しいのが出たというだけで大きな問題ではないように思われますが、大きな問題があるのです。

エリートの今までのキャップならば、手前にくるカーテンはレールが隠れるように縫製をするのがトーソーのオススメでした。(Bフック

しかし、このサイド一体型のMキャップでは、手前のレールが見えるように吊るのがトーソーのオススメなんです。(Aフック

AフックBフックに関してはこちらをお読みください。

https://blog.curtainkyaku.com/51952330.html

アルファベットの小文字で書けば意味がわかると思います。

エリートという同じレールを使ってもキャップによって縫製をかえなければならないのです。

 

 

上の写真の左がAフックで縫製したものです。右がBフックです。

 

 上の写真は手前のカーテンがAフックです。

 

上の写真は手前のカーテンがBフックです。

窓側のレースは両方ともAフックになります。

エリートのレールのキャップをMキャップにするか従来のものにするかによって、手前がAフックになるかBフックになるかだけではなくレールの取付ける高さまで変わってきます。

手前をAフックにした場合はもう少し高い位置にレールをつけた方がキレイです。

 

 

今日のブログは役にたちましたか  はい、クリック

カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→

織物研究会

 

 がんばっぺ東北!がんばろう日本!

ブログのトップ

エリートとネクスティ

我々カーテン屋の間では、レール業界はどうなるのかという話題で持ちきりです。

私の業界向けのブログ「勝手にしたらカーテン屋・粋に書いても没記」(←緑字をクリックするとそのホームページをみることができます。)の「どうなるカーテンレール業界」という話を今まで3回にわけて書いたところ、アクセスが急に増えまして、最後に

「続きをはよう読みたい人はここ人気ブログランキングへ をポチっとおしておいてや。」

と書いておいたところ、ブログランキングが200位圏外だったのが、イッキに15位になりました。こちらのブログにおいても、今までこんなに上がったことはなかったです。

バクマ工業がヨコタの工場を買ったので、そのあとやるようだし、レール業界2位になったタチカワもヨコタの企画の人を雇いいれてますので、秋口には装飾レールでトーソーに対抗できる商品を大量に出してきます。

今は、ホームユースのレールではトーソーが独占状態になっています。

私は、創業時からトーソーにはたいへんお世話になっていますので、いつも心はトーソーですが、業界全体のことを考えれば、今の状態はよくないので他社にもがんばっていただきたいものです。

さて、本題です。

レールといえばトーソー。

だから、「トーソーのエリート」とか「トーソーのネクスティ」と言わなくても、「エリート」「ネクスティ」といえばわかるようになってきました。

今まで機能性レールの代表格はエリートでした。それがここ4~5年、トーソーはエリートに変わる商品として「ネクスティ」に力を入れてます。

トーソーが一生懸命に「エリートの次はネクスティですよ」とPRするもんですから、なんとなくユーザーも「次はネクストじゃないのと思っていてもネクスティ」と思ってしまうのです。

エリート(下の写真左)とネクスティ(下の写真右)の違いはなんでしょう?

CIMG4585CIMG4584

ネクスティのメリットは

ちょっとスマート。天付けするときはブラケットなしで直付けできる。正面ダブル付けでも手前のレールは見せるようにカーテンを縫製できる。音も少し静か。両サイドに片マグネットランナーが入っている。

デメリットは高い。

エリートのメリット・デメリットはネクスティの逆です。

一番の問題は価格です。

2Mのダブル正面付けの価格は

ネクスティで8070円(税抜き)、エリート(ウォームホワイト)ならば6430円(税抜き)。 その差1640円

なぜこんなに違うのかといいますと、ネクスティには両端に片マグネットランナーが入っていて、端もフリーに動くようになっているのです。

ネクスティ片マグネットランナーが1個330円でダブルで4個はいっていて1320円オンされてます。

それでも、エリートより320円高いのです。これはトーソーが儲かるようになっていますので一生懸命売ろうとするのです。

この両端にマグネットランナーが入っているというのをどのぐらいエンドユーザーが活用されているのかが疑問なんです。
販売する側が、どのぐらい説明しているのでしょうか。

私は、この両端の片マグネットランナーは必ずしも入れる必要がないのではと思っています。それはオプションにして、初めからいれないようにしたら片マグネットランナー代330円×4個=1320円安くなるのです。

トーソーの戦略に乗せられてませんか?

ネクすティ現実に、トーソーがセットで販売しているネクスティのMセットダブル正面付け(左の写真)には両端にはマグネットランナーを入れないで、2Mのセットでは7390円になっています。

Mセットの方が高いキャップなんですが、セットものになると安いのです。

そんな話をお客さんにしたら、ネクスティの両端に片マグネットランナーなしという注文や逆にエリートに両端に片マグネットを入れるというような注文もありました。下の写真はエリートにオプションで両端に片マグネットランナーをいれました。

CIMG4201CIMG4202

今日のブログは役にたちましたか  はい、クリック 



カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→


 織物研究会

 

 

 ブログのトップ