カーテン夢工房では、私が書いているこのブログ以外に、主に女性スタッフによる「カーテン夢工房のスタッフブログ」というのを書いています。
ぜひ、こちらもお読みください。
私の場合は、接客はほとんどしていませんし、取り付けもあまり行っていないので、どうしても能書きを述べるハードな部分が多いのですが、スタッフブログは接客している者が書いていますので、私のブログとはまったく違った切り口になっています。
また、別サイトで『初めてオーダーカーテンをされる方へ』というホームページも作っています。これは、すべて女性社員が手づくりでつくっています。毎日少しずつ更新している状況でまだ完成していませんが、少しずつ良くなってきています。
こちらもご覧ください。 
こちらのサイトは、ブログを書くような感覚でつくれるソフトを入れており、けっこう楽しみながら作っています。
今までのホームページは男性スタッフが、ドリームウィーバーというソフトで全部自社でつくっています。日々少しずつ更新しています。
こちらもご覧ください。 
さて、本題です。
今日、当店の取引のない住宅メーカーのインテリアコーディネーターがお見えになり、お話をしていたところ、「タテ使いのレースで裾のウエイトロックができなんのですよ」とおっしゃっるのです。
当店の場合は、何の問題もなくやっています。
「できない」という理由は巾継ぎをした場合、そこのところがきれいにできないということと、ウエイト巻きロックをしたら、ウエイトの重みで何回か洗濯をすると、そこの部分がはずれてくるからだと思います。
当店の場合は、本縫いで巻きロックをしていますのできれいにできましてはずれてこないのです。

上の写真は幅継ぎをしているレースですが、本縫いウエイト巻きロックをしていますので問題なくできます。
無地のレースならば、裾を10センチの折返しをしても問題はないですが、今はやりの透け感のあるレースで柄のある商品は折り返すと、裾の部分に裏側にきている柄がうつるのです。
下の写真がその例です。

裾10センチの折返しですが、折り返している部分の柄が表側からみえています。

このように裾を本縫いで巻きロックをすれば、裾は一重ですっきりきれいな柄出しができます。
川島織物セルコンのプルミエという見本帳の最初のあたりに載っているオーガンジーのレース(透け感のあるレース)も本来は裾をウエイトにして折り返さない方が柄出しがきれいのです。
でも、メーカー縫製ではやってくれません。当店ではやっています。

PL7004という生地です。
こういう柄のあるレースは裾はウエイトにした方がきれいです。1,5倍使いの1つ山で幅継ぎして縫製しています。
裾はこんな感じです。

現場に行く前に社内で撮った写真です。幅継ぎをしていますが、本縫い巻きロックで折り返していません。
今日のブログは役にたちましたか はい、クリック
カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→

がんばっぺ東北!がんばろう日本!
ブログのトップへ