昨日のヤフーニュースに 深刻な「職人不足」で淘汰加速 建設業の倒産、前年比4割増
という記事がありました。
建設業に分類される内装業界(インテリア業界)も職人さん不足が顕著です。
それに伴い、物価高、ガソリン代高騰、駐車場代等で職人さんの
手間代もすごく値上がりしています。
当店は自社に施工担当者がいるため、施工を外注することもほとんど
ないですし、修理もほとんど部材をとって自分たちで現場修理ができますので
メーカーに依頼することも少ないのです。
先日、大手住宅メーカーのお客様相談室からメールが来て、そのお客様宅の
プレーンシェードの修理依頼がありました。
その住宅メーカーは引き渡し後10年以上経っているので、インテリア商品の
メンテナンスができないということで、取引先のインテリア業者ではなく、ネットで
検索して当店に依頼がありました。
1枚の正面から撮った写真が送られてきただけで、どこのメーカーかも
特定できないし、部材が必要なのかもわからないので、2回行くことも
含めて25000円(税抜)を伝えると了解をいただきました。
お客様は20年前に家を購入された時にカーテン関係も住宅メーカーに
注文されていました。
フェデポリマーブルのコード式のプレーンシェードメカでした。
コードが1本抜けていましたが、コードを3本とも取り替えて修理完了
しました。
トーソーのパティナ用のコードを1巻きで在庫でもっていたので、それを
使うことによって1回で納まりました。
当店の場合は、当店でご購入いただいた商品は5年間の無料保証を
しています。
5年経過した商品のメンテナンスも、そんなに高くありません。
部材代は別にして、手間代は通常の2分の1~3分の1ぐらいで格安です。
他店で購入された分は、世間一般の相場並みにいただいています。
最近は修理の手間代がひじょうに高くなってきています。
先日も他店購入のお客様から、「約1年前にリフォーム会社に取り付けて
もらったバーチカルブラインド(タテ型ブラインド)のスラットが
1枚抜けた(レールの方のランナーが割れたため)場合の修理代」の問い
合わせがありました。
本体に貼り付けてあるメンテナンス番号もメールで送っていただいていたので
部材込みで25000円(税抜)を提示しました。
そのあとの連絡で、購入店に依頼したら35000円ほどの見積りで
高いと思って当店に依頼したとのことです。
たぶん、その購入店はメーカーに依頼されていたのだと思います。
家電等はどこの店で買ってもメーカーが修理の対応をしてくれますが、
インテリア業界はメーカーに直接言ってもメーカーは対応してくれません。
購入店を通じてメーカーに言わないと対応してくれないのです。
そのため、メーカー商品なのですが、どこで買っても同じというわけでは
ないのです。
買う時は安い店で買っても、修理しなければならない事態になった時は
ひじょうに高くなります。
ネットショップでのご購入も然りです。
ネットショップや大型チェーン店は自社で動くことはなく、メーカーに
依頼することがほとんどです。
その場合は、修理代はけっこう高くなります。
ご購入時に、もし何かあった時のメンテナンスはどうなりますかと
購入店に聞いてみてください。
「メーカーに依頼してきちんと対応します」と言われると思いますが、
その場合は費用がかなりかかるものだと思ってください。
最近は修理依頼が多くなってきました。
人間と同じように、機械も夏が過ぎると疲れが出てくるんだと思います。
ほとんどが部品交換で済むのですが、人が動く手間代が高いのです。
修理代は高いものだとご理解ください。
他店購入者から修理依頼があり、価格を提示すると、たまに
「高いからやめておきます」といわれることがあります。
「高い」と感じられるには何かと比較してのことなんでしょうけど、それは
何との比較で高いと感じられるのかを一度聞いてみたいと思っているのですが
その勇気がないのです。
私が修理をお願いした中では、10年程前に会社のエアコンの効きが悪くなり、
ダイキンにお願いすると、下見に行くだけで25000円とられ、2回目に部品を
持って修理してもらい、合計で6万円ぐらいかかりました。
先日、自転車のパンクの修理を近くのてるてるにお願いをしたら800円でした。
一時の安さに惑わされずに、信頼のおける専門店でご購入されることを
おススメします。
当店は、5年間保証をしており、お客様からたいへん喜ばれています。
今日の話は役にたちましたか?
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