カーテンの洗濯実験

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カーテンの洗濯は、結露の時期が終わった今が一番いいのです。

 

カーテンについている洗濯絵表示ラベルをみて、水洗いのできるものは

ご自宅で洗っても大丈夫です。

ラベルの表示に関しては消費者庁のホームページをご覧ください。

 

当店の展示サンプルでちょっと気になっていた縫製サンプルをコインランドリーで

洗う実験をしましたので報告します。

今年1月に発売されたサンゲツのAC2002

画像はデジタルカタログからで、クリックすると拡大します。

 

AC2010

 

 

AC2002はサンゲツはウォシャブルマークをつけています。

素材はポリエステル76%、綿24%(刺繍部分はレーヨン)

寸法変化率  水洗い タテ-1.0% ヨコ-1.5%

 

AC2010もサンゲツはウォシャブルマークをつけています。

素材はポリエステル85%、綿15%(刺繍部分はレーヨン・ポリエステル)

寸法変化率  水洗い タテ-1.0% ヨコ-1.5%

 

寸法変化率がタテで-1.0%で、水洗いokマークをつけているのですが、

大丈夫かなと思ってコインランドリーで水洗いをしました。

 

AC2002

丈はカン下サイズで195㎝で 1.5倍2つ山で作っています。

(柄を見せたい商品なので1.5倍使いにしています。)

↑ 洗う前のサンプル 丈は195㎝

↓ 洗濯後

ほとんど縮んでいません。

洗濯後、乾燥機は使わずすぐにレールに吊るして、乾かないうちに

少し引っ張っています。

 

 

同様にAC2010

丈は195㎝のフラットカーテンです。

↑ 洗う前

↓ 洗濯後

ほとんど縮んでいません。

 

寸法変化率が-1.0%ということは2mの丈のものならば2cm縮む

可能性もあり、これをウォッシャブルということを心配したのですが

大丈夫でした。

 

この寸法変化率、ウォシャブル表示とはどのようになっていいるのかを

説明します。

 

業界団体である、日本インテリア協会(旧 日本インテリアファブリックス

協会)は検査方法として、JIS L 1930 C4M法というのを用いています。

 

洗濯40℃で6分、すすぎは2分を2回。その後吊り干しか平干し乾燥

 

これがJISの規格です。

日本インテリアファブリックス協会(以下NIF)では、60㎝角の生地に

タテ、ヨコ、斜めに3本の50㎝の線を引き、どのぐらい縮むかを

3回洗濯をして基準を決めています。

NIFでは、この結果タテで1%以内、ヨコで2%以内の縮みならば

ウォシャブルとしていいということになっています。

 

試験方法はJISの規格ですが、ウォシャブル規準はNIFの業界内規準です。

 

ファブリックのメーカーはこの規準に従ってウォッシャブルマールを

付けています。

 

試験方法がこのようなやり方なので、ちょっと微妙なんです。

生地に書かれている50㎝の線が5㎜縮んだから-1%と判断しにくいと

思っているのですが、一つの基準にはなると思います。

ウォッシャブルマークがついていても縮むことはありますので

気を付けてください。

 

水洗いできるカーテンで、洗う時のコツとしては、

1)脱水は短めにする(ほんの少しに設定)

2)乾燥機は絶対に使わない

3)脱水が終わるとすぐに取り出してレールに引っ掛けて乾かす

4)レールに引っ掛けて、少し縮んでいるように感じたら、

カーテンを引っ張る(安全に乾燥していなかったら少し伸びます)

 

 

今日本でも急に話題になったチャットGPTで「カーテンの洗濯の

やり方について教えてください」と入力すると以下の回答がでてきました。

先日書いたブログはこちらです。

 

画像をクリックすると拡大します。

 

 

ブログもチャットGPTで書こう。

 

 

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