最近、カーテンクリーニングの依頼も多いのです。
平成9年の25年前に当店でご購入いただいたお客様で2回目のカーテン
クリーニングをさせていただきました。
前回は12年前の平成22年にさせていただきました。
当店では過去のお客様のデータは全て後付けのハードディスクで管理して
おり、ほぼ瞬時に過去データが出せるようにしています。
25年前に買っていただいたカーテン
レースは今回新しくしています。(かなり傷んでいました)
壁紙も最近張替えをされました。
ドレープの表地はあまり傷んではいません。
それは裏地付きで縫製をしていたからです。
しかし、表地に綿が半分ぐらい入っている商品だったので、裏地も
綿の生地でしていました。
そうすると
2倍使いのカーテンの谷にくる部分が窓ガラスと干渉してこすれて
薄くはげました。
クリーニングはネットに入れてドライで1窓ごとに丁寧にしましたので
それ以上広がることなく洗うことができました。
裏地をつけると生地が長持ちします。
断熱効果が高まります。
特に冬は裏地付きカーテンのある部屋とそうでないカーテンの部屋とでは
室内の暖かさがぜんぜん違います。
20年ぐらい前までは、表地に綿が入っていると伸縮率のことを考えて
裏地も綿のものを使っていました。
しかし、ここ20年は表地に綿が入っていても、裏地はポリエステルのものを
使っています。
そちらの方が丈夫だからです。
伸縮率の違いで洗濯をするとビビったようになるので、このようなケースでは
耳の部分は袋縫いにしています。(当店では裏地の無双縫製と言っていますが、
実際には無双にはなっていません。)
カーテンには裏地をつけることをおススメします。
今日の話は役にたちましたか?
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