ニチベイのロールスクリーンのカバーセパレートタイプの施工例を紹介
します。
この商品は昨年の初めごろに新しく販売された商品なのですが、検索を
しても、実際の施工例を載せているところはほとんどなく、数社が
メーカーのニュースリリースに基づいて見本帳から紹介をしている程度です。
店内に展示しているお店はありました。
コロナ禍で展示会もなかったし、メーカーも地に足を着いた営業をしてな
かったのだと思います。
実は当店も売ったことがなくて詳しくは知らなかったのですが、お客様が
ネットで調べてこんな商品があったのですがどうなんですかと言われました。
どんな商品かといえば
本体とカバーを一体化した構造で巻き取り部をすっきり隠すように
なっています。
正面付け向けにはいいです。
2枚の幕体に分けることができ、その隙間が16㎜で光漏れが抑えられます。
2台別々に取り付けると30㎜ぐらいあきます。
これがロールスクリーンの問題点です。
2枚に分割して、最大ワイドは3200㎜まで製作できます。
価格も個別に2台取り付けるより安くなります。
これはチェーン式で両サイドに個別に操作チェーンがつきます。
ここまでがメーカーのアピールポイントですので、どこの販売店で
買っても同じです。
ただ、販売店が実測して発注しますので、両サイドをどのぐらい木枠から
出すかとかどの高さに取り付けるかは違ってきます。
当店の場合はお客様から要望があり、正面付けをすると風に揺られて
ボトムバーが木枠にコツコツとあたり音がうるさいのでなんとかしてほしいと
いわれ工夫しています。
この商品はニチベイのグラミネートN9293でボトムバーは露出タイプ
なんですが、オプションでウエイトバー袋縫い仕様にしています。
そしてそこのボトムバーに緩衝材を入れて背中に回しています。
この緩衝材も硬さや厚み・出幅などは今までの経験によって少しずつ
進化してきています。
メーカーではやっていなくて当店のオリジナルです。(有償)
緩衝材はボトムバーの底ではなく、背中にもってくるのが重要なのです。
メーカーの商品は、施工を伴うものはどこで買っても同じというわけでは
ないんです。
今日の話は役にたちましたか?
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