20年前に倒産したメーカーの電動シェードの修理

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年賀状を書く季節となりました。

当店では、毎年リピーター様全員に年賀状をだしています。

前年(今ならば今年のこと)に起こった出来事を言葉遊びでおもしろおかしく

オシャレに書いているのを25年程続けていまして、それが面白くて

カーテンを買いに来ていただくリピーター様もおられます。

今年は書くネタに困っていて、いいネタがありません。

とりあえず、年賀状だけ郵便局で買いました。

 

そしたらおまけに祝箸とトイレットペーパーをいただきました。

お箸は、来年への橋渡し

トイレットペーパーは年賀状を出すとうんがつくというシャレかな?

 

日本郵政 やるなぁ~

 

トイレの紙様は

除菌(金)より貯金か

 

何 ゆうちょ

 

 

さて、本題です。

 

 

当店の施工じゃないのですが、20年前に倒産した大阪のレールメーカー・

エスエム工業の電動シェードを修理をしました。

エスエム工業は、20世紀の時代に川島織物(現川島織物セルコン)とOEMを

していたので、関西ではよく使われていたレールメーカーです。

当店では、レールは使ったことはなかったのですが、ドラム式のシェードは

川島織物のシェードのメカとして使ったことがあり、ひじょうに優れた商品でした。

レールに関しては、一部はフェデポリマーブルで引き継いでおり、今も

あります。

シェードに関しては、川島織物セルコンやフェデポリマーブルに聞いても

修理のための部材はありませんでした。

今回は電動で七角形のボウウインドウにユニバーサルジョイントを使って

2台のモーターで動かすというすごい技で納められていたのです。

こんな窓です。

このユニバーサルジョイント6個で繋がっているのです。

それが3か所割れたのです。

これを修理するにはこのユニバーサルジョイントが必要なんです。

この現場で9年前にも同じことが起こり修理しています。

その時のブログはこちらです。

倒産した会社の電動シェードを修理して生地を新規に取付ける

 

 

当時、ブログで在庫ありませんかと呼びかけたら、まだ在庫を持っておられる同業者から

4個わけてもらうことができました。

 

今回は「もうないだろう」と思って同業者に聞いたら7個わけてもらうことができて

修理が出来ました。

私の場合は、常々情報を発信をしているのを同業者も読んでいてくれていて、

それが役にたっているのかわかりませんが、こちらが困った時に助けてくれる

同業者がたくさんいるのです。

ほんとにありがたいです。

 

お客様に対しては、けっして神様だとは思っていませんが、「良い人」ならば

なんとかしてあげたいと思うのです。

 

だって人間だもん。   みつを

 

普通ならば、当店で販売した商品でもないし、20年前になくなった会社の

商品なので部品はありません、新しくされた方がいいですよというのですが、

頼ってこられると意気に感じるのです。

 

今回、16個中7個新品に取り替えました。

これ以上の修理はできません。

 

でも、20年以上経っているのですが、モーターはまったく問題なく動きます。

エスエム工業、技術はすごいです。

 

レースも電動です。

 

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