今年の夏に向かってインテリア商品は遮熱が大ブームになります。
業界紙を読んでいると、今年流行るのは抗ウイルス商品と
デジタルプリント壁紙と書かれていましたが、私の味方はちょっと違います。
抗ウイルス商品は、商品知識がなくても「抗ウイルスなんです」といって
いれば売れるのかもしれませんが、よく勉強すれば逆に売れるのかなと
思っちゃいます。
メカニズムとして、商品にある抗ウイルス性のものが、空気中の
ウイルスを吸着して分解することになるんだと思うのですが、カーテンや
窓周り品で室内のウイルスをどれだけ吸着できるのかと思っています。
一般家庭で使うにおいては、あまり効果は期待できないと思います。
デジタルプリント壁紙もここ数年毎年流行ると言っておられ、
日本インテリアファブリックス協会もインテリア業界の最大の展示会である
JAPANTEXでずっとメインで押して来られてきていますが、市場規模は
壁紙市場のなかでは0.1%で全く伸びていません。
一般家庭において、デジプリ壁紙などみたことないです。
それに対して遮熱商品は、東日本大震災のあと、ここ10年よく売れていますが
今年は爆発的に売れて注目される商品となると思っています。
去年もその前も夏が暑かったというのもありますが、昨年末テレビ東京系列の
「カンブリア宮殿」を見ていたら、ニトリの似鳥会長が上海の工場で
帝人フロンティアと組んで遮熱カーテンを作っている話をしておられました。
データを示しながら、ニトリの遮熱カーテンを使うと電気代が2000円も安く
なるんですよと言っておられました。
その2000円が1か月なのか、ワンシーズンなのか、一生なのかは理解できなかったのですが、
2000円安くなるという言葉だけが耳に残っています。
ニトリの今年の夏の目玉商品は「遮熱商品」なんです。
インテリア業界においては、ニトリが大きく宣伝してくれると我々小売店でも
売れるのです。
今もテレビコマーシャルをしている「花粉キャッチレース」も然りです。
そんなわけで、当店のリニューアル店でも、よく売れる遮熱用品を展示しています。
オンラインで打ち合わせができるようにしているブースに、もっとも遮熱効果の
高いロールスクリーンであるニチベイの「シルバースクリーン」と
透け感があって遮熱効果の高い遮熱レース、タイのパサヤの「クールシフォン}を
実際に体験できるように取り付けています。
シルバースクリーン
シースルーで室内から外が見えるのですが、遮熱効果があるのです。
外から見ると昼間は
全く室内がみえません。
夜は
外から丸見えです。
タワーマンションの高層階向けですが、取付けた人の満足度は高いです。
遮熱レースは
閉めるとこんな感じです。
アップにすると
外からみると昼間は
まったく室内がみえません。
夜は
丸見えです。
夜は厚手(ドレープ)カーテンを閉めてください。
ご来店いただくと実際に体験することができます。
今年の夏は「遮熱」です。
今日の話は役にたちましたか?
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