前回の続きです。
先日の日経新聞の1面に載っていた「進化する経済」の特集が興味深かったです。
「いくらもらえたらLINEを1年間やめますか?」というのを東大生が
卒業論文のために1200人に質問をしたそうです。
画像をクリックすると別のページに飛びまして、そこでもう1度クリックすると拡大します。
その結果、300万円もらったらLINEをやめるというのです。
ちょっとびっくりしました。そんなに価値があることに!!
東大の先生が指導して、日経新聞が1面に載せるぐらいですから信憑性は
あるんでしょう。
さて、本題です。
スマホ決済の話です。
3)LINE Pay
LINE PayはLINEがしているスマホ決済で2015年に一番最初にしました。
通常ポイントは最低ランクで0.5%ですが、7月末まで+3%のキャンペーンを
していますので3,5~5%のポイントがつきます。
よくキャンペーンもしまして、月末になると20%バックというのもあります。
今はローソンで買うと20%バックです。
取扱店も増えていまして、当店も扱っていますし、隣のお好み焼き屋も
LINEペイでお好み焼き・たこ焼きが買えます。
問題点はクレジットカードから直接チャージができないことなんです。
クレジットカードのポイントを貯めることができません。
でも、1月に発表していましたが、年内にVISAと提携してLINE Pay-VISAカード
を発行するといっています。
これは年会費無料でポイント還元率3%になるという話で最強のカードに
なると思います。
店側にとっても2021年7月までは決済手数料が無料のため、ありがたいのです。
4)楽天ペイ
楽天がやっているスマホ決済で、利用できる店舗が一番多いです。
クレジットカードと紐付けすることができ、クレジットカードのポイントと
楽天のポイントの二重取りができます。
さらにKyashを絡ませると三重取りになり3.5%の還元率になります。
自身の銀行口座から引き落とされるのはクレジットカード引き落とし日なので
支払いの引き延ばしにもなります。
よくお客さまで工事が終わったあとにわざわざご来店を頂きクレジットカードで
支払っていただくのですが、楽天ペイやPayPayやLINE Payならば
QRコード決済ができるので,事前に言ってもらえれば現場にQRコードの
紙1枚を持っていきますのでその場でスマホ決済経由でクレジットカード払いが
できるのです。
ポイントもたまります。
私どもはこの方法をおススメしています。
5)Origami Pay
ここもクレジットカードと紐付けできまして自動引き落としです。
問題は取り扱っているところが少ないのです。
ローソンや吉野家で使えます。
カーテン夢工房でも使えます。
よく割引クーポンを発行しますので、取扱店ではお得に買い物ができます。
6)d払い
ドコモがやっているスマホ決済です。
ドコモユーザーにとってはメリットが大きくてポイントがたまり、それを
スマホ代の支払いにも使えます。
40倍還元キャンペーンや新規登録で全員に1000円分のポイントバックとかも
今やっています。
7)J-Coin Pay
みずほ銀行が3月1日から始めたサービスで3月25日から地方銀行
60行が参加します。
これは、銀行のATMを背中に背負って生活するようなものと言われています。
銀行がやっているスマホ決済で送金手数料が無料なのです。
いちいち銀行やコンビニに行かなくてもいいのです。
みずは銀行に口座を開いて、そこにはお金を入れておかなければなりませんが、
口座開設も、家でパソコンやスマホで申し込みができますし、
インターネット支店に口座を持つと、通帳も印鑑もなく銀行に行くこともありません。
(カードはもらえます)
取扱店はこれから増えていきますが、100円ショップのダイソーは
J-Coin Payの取り扱い店になります。
100均でも108円はなくてスマホで決済できるのです。
8)Amazon Pay
これはAmazonがやっているスマホ決済ですが、リアル店舗で取り扱いが
できるようになったのは2018年8月からで取扱店が少ないのです。
カーテン夢工房はやっています。
私ども2018年のキャンペーンの時に加盟していますので2020年の12月まで
決済手数料が無料なのです。
お客様にとってもクレジットカード紐付けされていてカードのポイントがつきますし、
当店にとっても決済手数料無料なので、これはおススメしたいのです。
店側はNippon Tabletに申し込むのですが、タブレットも無料でくれるし、
先着2500社にAIカメラも無料でくれるのです。
しかも、取付けにも無料できてくれます。
当店にも店内に2台カメラを設置しています。
これは、防犯カメラにもなるのですが、1日の来店者数や男女比、年齢や
混み時間などを分析してデータ化してくれます。
盗難・盗撮の抑止力になります。
今、スマホ決済業界はすごいのです。
KDDIが4月に「auペイ」を、ゆうちょ銀行が5月に「ゆうちょPay」を開始します。
7月には、ファミリーマートの「ファミペイ」、夏にはセブン-イレブン・ジャパンの
「セブンペイ」もでます。
さらに、三菱UFJフィナンシャルグループが主導する「Bank Pay」も
2020年3月まで(2019年度内)にスタートします。
au Payは、スマホ3社の中で一番おくれているので楽天と組んで一気呵成にでます。
日本人は現金払い好きで、決済全体を俯瞰(ふかん)すると、
5000円以上の決済はクレジットカードが普及し、年間60兆円に達しています。
一方、5000円以下の少額決済を見ると、現金決済が年間90兆円もあります。
この90兆円の市場をスマホ決済にするためのシェアの取り合いを
今年からやっています。
背景には10月からの消費税増税に対する政府の5%ポイント還元政策があります。
PayPay株式会社は昨年設立された会社ですが、半期決算で200憶の
赤字です。
親会社がソフトバンクとヤフーで、そこが補填していますのでソンではないです。
LINE Payはスマホ決済に資金を投入し過ぎて初めての赤字です。
店としてもエンドユーザーとしてもこれに乗じない手はないかなと
思っています。
知らないからと言って損はすることはないですが、知っていると得することは
たくさんあります。
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「4月10日はインテリアを考える日」です。