今、アマゾンのことが話題になっています。
1つは送料の件で、大口需要者として運送会社との運賃契約で、その量と金額が
運送会社の経営に影響が出ている問題です。
もう一つはアカウントの乗っ取りによる詐欺まがいなことが横行している件です。
私は、アマゾンのプライム会員ではないですが、ひじょうによく利用します。
1つは安心感、2つ目は値段が安い、3つ目は送料無料が多い、4つ目が早い、
5つ目は同じ商品を選ぶときに、他の商品と画像で比較出来て選びやすいというのが
あります。
施工部材もよくアマゾンで買います。
吹抜けや天窓で、こちらが創作するときに使う特殊な部材などをよく探します。
先日も25㎜ぐらいの長さのL金具を探したらいいのが見つかりました。
これが10個で235円で送料無料なんです。
そして、中国から送られてくるのです。その運送状況もパソコンでみられるように
なっているのです。
私は、50個買ったのですが、10個だと送料は考えれば完全に赤字だと思うのです。
出荷されているのは、運送会社の追跡調査から間違いないのですが、詐欺に
合っているのではないかと不安になるような状況です。
さて、本題です。
カーテンの丈幅直しの依頼をよく受けます。
ここ10年、カーテンの形態安定加工や形状記憶加工が浸透してきており、
それらの商品の直しは難しいのです。
そういう加工がされていることがわかっていれば、それなりに対応はできるのですが、
それも結構大変な仕事になってきます。
以前にこんな失敗をしました。
形状記憶加工のされている商品を無意識に巾丈を直したら、今まで形状記憶加工で
ウエーブが出ていたところと違う位置にヒダを取ったがためにぼこぼこの
カーテンになってしまいました。
失敗例
ヒダとヒダの間が今までの形状記憶加工がかかっていてウエーブの山になっていた
ところでそのまま残っています。
詳しくは2011年1月23日のブログをお読みください。
今回も新しくカーテンを新調していただいたお客様で、1窓のレースだけ
丈幅直しをして使いたいということで依頼をうけました。
シンコールのカーテンで、洗濯絵表示ラベルに「形状記憶加工品」と書いて
あったので、そのようにして直しをしましたが、それに気づかなかったら
また失敗をするところでした。
加工直しをして納品したカーテン ↓
他店でご購入されたもので、メーカー縫製されていてこのように書いてあると
わかるのですが、書いていないケースがほとんどです。
そのため、当店では他店で購入された商品のお直しは遠慮させて頂いています。
業界全体でそういう傾向がありますので、カーテンのお直しは購入されたお店に
持っていくのが一番です。
安さだけでアフターフォローのできないお店で買うと、こういう時は
けっこうたいへんですよ。
今日の話は役に立ちましたか?
コメント