フリンジ付きのプレーンシェードを取り付けました。
わあ〜かわいい!!
生地はマナのリュリュ1で、フレンジはミリーポンポン1324 ドレープはソワ12
以上
ここで終わってしまうとつまらないのでもう少し書きます。
まず、「フリンジ」という言葉なんですが、インテリア業界関係者はよく
「トリム」ともいいます。
「フリンジ」は最近流行っている言葉です。
「不倫しぃ」
ちゃうか?
「フリンジ」と「トリム」の違いがよくわかっていなくてネットで調べました。
こういう時に役に立つのが、日本インテリアファブリックス協会の
インテリア用語集のページです。
「フリンジ」に関しては説明がありましたが、「トリム」に関しては
該当する言葉がありませんとでてきました。
「トリム」って使わないんだ〜
業界関係者はみんな使っているよなぁと思い、インテリア業界のバイブルと
言われている「窓装飾プランナーBOOK」をみました。
そこには、きちんと書いてありました。
今は販売中止になっている本ですが、140ページです。(引用です。)
★トリム
カーテンのトップ、サイド、裾、またはタッセルなどに縫い付ける装飾用付属品を
トリム、またはトリミング材と呼び、以下のような種類があります。
(中略)
トリムの種類として、パイピング、フリンジ、プレード、フリル、ボウ、ロゼットが
紹介されています。
★フリンジ
へり、縁に使われる房飾りの付いたテープ。カーテンや椅子張り、クッションの
演出に使う(中略)
要するにフリンジはトリムの中の1つなんです。
麻とリネンの関係と同じです。
フリンジ付きプレーンシェードのクリーニングについても書いておきます。
マナトレーディングは、今年新しくカーテンの見本帳をだしたメーカーでは、一番遅くて
新しい洗濯絵表示を各商品について載せています。
ここで使ったシェードのレース、リュリュは水洗いOKの商品です。
しかし、フリンジのミリーポンポンはレーヨン97%、ポリエステル3%
で水洗いできない商品です。
そのため、この商品は水洗いはできないのです。
もし、水洗いをすると裾のレース地とフリンジの部分が縮んでヒゲが
はえたようになると思います。
もし、レースについてくる水洗いOKの洗濯絵表示マークを縫いつけていたら
誰の責任になるのかという問題が発生します。
ヒゲ?
ヒゲはあんたの責任でしょう〜
と言われないように、洗濯絵表示の問題に関しては、これからしっかり勉強して、
情報発信していきます。
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2016年8月4日付ブログの「トリムとフレンジ]に関連して、補足のコメントをさせて頂いた方が良いのではと思いましたので投稿させて頂きました。貴コメントに有りますように、業界では
「トリム」が一般的に使われ、又「窓装飾プランナーブック」にもトリム、トリミング材が区分けなく解説されていると知り、少々驚いた次第です。と言いますのは、登録商標と一般呼称が混合されているからです。「トリム」はトリミングするからの造成語として、Aメーカーの登録商標だからです。広く一般呼称化されて使われていることは、これはこれで結構なコトでしょうが、
「トリム」は商標であるということです。
フリンジは「縄フリンジ」房フリンジ」「ボール
フリンジ」とフリンジ部分に何がつくかで、
これまでデザイン区分してきたと思います。
何かの参考になれば幸いです。
川原さま、
コメントありがとうございます。
これからも勉強していきます。