昨今、ブラインド等の操作コードによる事故についてNHKのテレビ番組でも
取り上げられて、インテリア業界では対応を講じております。
私も7月18日のブログ「ブラインド等の操作コードの事故防止について」書いております。
まずは前のブログをお読みください。
ニュースとしてこちらをご覧ください。
実際にこのように、小さいお子さんがロールスクリーンの操作コードに
引っかかって首つり状態になるようなことも考えられるのです。
そのためには安全性重視しなければなりません。
海外の企業はこうした対応策は比較的進んでいます。
サイレントグリスは「チャイルドセフティ」という名で6キロの負荷が
かかるとチェーンが分離するようになってます。
サイレントグリスのローマンシェード、ロールスクリーン、バーチカルブラインドの
チェーン式等で設置可能でオプションで5000円(税抜)かかります。
ハンターダグラスもウルトラグライドという操作のやり方で、1本の操作コードを
何回か引っ張ることによって昇降させるというものです。
シルエット・シェードは2014年2月10日より
デュエット・シェードは2014年3月10日より
ウルトラグライド操作になりまして、現状のイージライズ操作は2014年6月末を
もちまして廃止になります。
国内のメーカーの取組みは警告文を商品に取り付けたら、前のブログにも
書いていますが、コードクリップでの対応が主です。
タチカワにはセフティージョイントというものがあり、8キロの負荷で外れるのが
ありますが、これは1度外れるとジョイント部分が甘くなり、新しいものと
取り替えなければなりません。
ニチベイは2014年2月にコードレスのプリーツスクリーンを出してきます。
コードクリップ
洗濯バサミみたいなもので、これがオプションで取り付けてコードをたくし上げると
いうやり方です。
日本ブラインド工業会のメンバーであるタチカワ、ニチベイ、トーソー、
東京ブラインドは積極的にこのようなことをやっていますが、
ファブリックメーカーの対応が遅れています。
川島織物セルコンは7月にブログで指摘すると先月あたりからコードクリップを
添付するようになりましたが、ドラム式のボールチェーン操作に対して、
コード式の警告文をつけています。
(画像はクリックすると拡大します。)
10月のジャパンテックスの時に川島織物セルコンのえらいさんに
こんなことしているとエンドユーザーが混乱するから正しいものを
つけてほしいとお願いをしたのですが、なかなか対応はしてくれません。
あかんや ま
ブログに書いておくと対応してくれるでしょう。
見せます、インテリアの底力を。
魅せます、インテリアの楽しさを!
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