節電の季節がやってきました。
先日の日本経済新聞のNIKKEIプラス1に「この夏 我が家の節電術」という
特集記事が書かれていました。
(クリックすると拡大します。)
その中でエンドユーザーがえらばれたのですが、レースのカーテンやすだれで日差しを
カットというのがかろうじて10位にはいっていました。
政府の広報で節電方法というのにはスダレは入っていますがレースは入っていません。
インテリア業界で盛んに「遮熱レース」をPRしているわりに真夏の節電術としては
認知されていないように思います。
インテリア業界では、遮熱基準というのを1年半かけてやっとつくったのですが、
これも不思議で記者会見して広く発表するようなこともせず、業界紙がちょこっと
伝えただけです。
この夏に向けて、各メーカーも新しい見本帳をだしてきまして、そこには採用
されているのですが、どこのメーカーも詳しく説明はしません。
たぶん、この遮熱基準に関して詳しくわかっている人はほとんどいないんじゃないでしょうか?
そんなことはどうでもいいのですが、この遮熱レースは直射日光を遮るという点では
ある程度効果があります。
夏場はかなり有効です。
でも、冬場は逆効果になりまして、昼間の暖かい日差しもカットしてしまいます。
そのため、遮熱レースは冬場は外さなければならないのです。
川島織物セルコンも遮熱レースに力をいれて、東京の本社ビルには夏場
突っ張り棒で遮熱レースをつけてすごく効果があるというチラシまでつくっていました。
そしたら、冬場はどうしているのか?というと
冬場は外しています。
メーカーはちゃんとわかっているから冬は外すのです。
すだれだって、冬場も置いているところはみたことがありません。
すだれだって、夏の遮熱商品なので、冬は使わないのです。
遮熱レースも冬は外さなければならないのです。
当店では、夏冬レースは取り替えましょうといっていますが、
現実的には少ないです。
そこで、当店では着脱可能のあとから取付けられるレース用の遮熱フラット裏地を
オススメしています。
これは、夏場だけ取付けて冬は外します。
そうすると効果的です。
レースはスミノエのU-5003
上の写真は遮熱フラット裏地をつけていない普通の状態です。
こちらは別の部屋で南向きの窓で直射日光がはいってくるので
当店オリジナルの坂井レースのシャネットレース80をフラット裏地として使用しています。
透け感はなくなりますが、効果は抜群です。
ちなみにレースの裾は本縫いウエイト巻きロック仕上げです。
こういう仕上げをすることによって、色の付いている部分も同じ色でできまして
きれいです。
遮熱のフラット裏地に関しましてはここをお読みください。
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