エンドユーザーからカーテンと窓周り関係質問箱に頂いた問合せで「1倍フラット裏地」と「表地Tと一体型裏地」とではどちらの方が断念効果があるのかというのがありました。
先月、川島織物セルコンがフェルトという新しいカーテンの見本帳を発売をして、その中に目玉商品として脱着可能裏地リーバシブル仕様という1倍フラット裏地をだしているため、川島織物セルコンに聞いてみました。
以前のブログにも書きましたが、この目玉商品であるリバーシブル仕様で、1倍フラット裏地を夏冬に裏表を取り替えることを川島織物セルコンが提案しておりますが、突き詰めて問い合わせていくと裏表交換しても断熱効果としてはほとんど差異はないということがわかりました。
これは川島織物セルコンが認めているのです。
そしたら、裏表ひっくり返すのはどうでもいいのですが、この1倍フラット裏地と表地一体裏地とでは断熱効果はどうなのかを聞きました。
データは出していません。 というのです。
川島織物セルコンの今回のテーマはエコな生活の提案です。
それにしてもおそまつくんです。 シェー
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1倍フラット裏地
下から見上げたところです。裏地と表地の間に空気層がたくさんできます。
上の写真はフラット裏地で左が裾の部分で右が上部です。
画像をクリックすると拡大します。
表地一体型裏地
下から見上げた一体型裏地
上の写真の左は一体型裏地の裾の部分で、右は上部です。
データは出していないが・・・・・
営業にきくと、フラット裏地の方が空気層が大きいので断熱効果があるのでは・・・・・
開発の人にきくと、フラット裏地はヨコがふさがっていないくて空気が動くのでよくなくて、一体型裏地は空気が動かない為、こちらの方が効果があるように思うとのことでした。
いずれにしてもデータをだしていないのではっきりわからないとのことです。
トーソーがリターン仕様をすると断熱効果が高くなると思っていたけど、実際に実験をしてデータを出したところ数字で訴えるほど大きな差は出なかったという例もあります。
川島織物セルコンはフラット裏地を商品としてだしているならばきちっとデータを出すべきです。
ふんばろう東北!がんばろう日本!
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