五洋インテックス「IN HOUSE」新作発表会

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9月5日に発売される五洋インテックスの「IN HOUSE」の新作展示会が大阪で行われましたので行ってきました。

ほぼ4年ぶりの見本帳の改訂で、この見本帳に賭けるという意気込みが感じられる気合いが入っていました。

「インハウス」を発売してから来年でちょうど30年とのことです。

この間、常に業界をリードしてきた見本帳ですが、ここ数年、一歩先を行き過ぎてユーザーから評価されていなかったところもありますが、この見本帳は原点に返って使いやすくなっていると思います。

インハウスは、常に生地として美しいもの楽しいものを提案してきてくれていますが、カーテンとして使うと「どうなのよ?」という商品もたくさんあります。

今や少なくなってきている綿や麻などの天然素材を使ったものもたくさんあり、ほんとにファブリックの好きな人にとってはすばらしいよく出来た見本帳です。

ヨーロッパの商品で綿にプリントしてあり、きれいな商品ですが、耐光堅牢度3級という商品も数点ありました。

耐光堅牢度というのは、染色した生地が、光(日光等)の照射により生じる「変色・退色の程度」のことで、JISの試験で1級から7級まであり、7級が一番良くて、カーテンとして適するのは4級ぐらいからです。

3級ぐらいだったら、直射日光があたるところでは4~5年ぐらいでプリントの色が飛んでしまいます。もちろん、裏地をつけたりするのですが、それでもプリントの色が薄くなります。

こういうことについて、どう思われるかとお聞きしたら、綿の商品というのはそういうものなんだということを十分に説明をして販売してほしいと言っておられました。

天然素材のものは、色が飛んだり、シワになったり、伸びたり大きく縮んだりします。

これが逆に良さです。

今や、カーテンといえばポリエステルの化学繊維100%のものばかりになってきて、家で洗えて、きれいなウエーブを出す形状記憶加工が主になってきていますが、こういった素材のカーテンも必要なのです。

インハウスは貴重な見本帳です。

当店は支持してます。

 

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