今日は実測デーで5物件測ってきました。
寒くなってくると、吹抜けの寒さ対策で何かをやってほしいという依頼があります。日曜日にご来店いただいたお客さまは私のブログの写真をプリントしてきて、同じようなものをつくりたいという相談で、本日実測に行ってきました。
ご覧いただいたブログは2004年12月18日のブログ『手作り天窓シェード サンタが来る前夜」です。ブログの緑字をクリックしてみてください。
これはバトンで開閉できるタイプです。
2010年10月23日のブログ「吹抜けに防寒用カーテンを取り付けました」を見て、「カーテンと窓周り関係に質問箱」に、本日2件問合せが入っています。
吹抜けのある家では、寒さ対策が大きな問題になっているようです。
こういったものの対応できる商品としては、サイレントグリスのウインターガーデンシステムというのがあるんですが、サイズに制約があったり金額がものすごく高くなったりするので、私の場合、現場に応じてリーズナブルにきれいにできる方法を考えて提案をしています。
ブログの力もあって、いろいろと相談を受けるようになってきました。
ありがたいことです。
さて、本題です。
巾の大きいアルミブラインドや木製ブラインドは、枠内に付ける場合ぴったりサイズにはならないというお話です。
巾の大きいアルミブラインドというのはスラットの巾が35ミリや50ミリになっているブラインドで、タチカワはアフタービート、ニチベイはB-fifty,トーソーはルーチェという名前でだしている商品です。
木製ブラインドも50ミリ巾タイプが主流で、これらの商品は羽根を1枚入れるかどうかによって約40ミリ差がでます。
メーカーによっては微妙な調整ができるのですが、これがなかなかぴったりといかないのです。
先日納品したニチベイのB-fiftyの35ミリ巾の商品も枠内付けしたところ、少し長くて、お客様は天板にあたるのが気になるとのことで、当店のスタッフとニチベイの営業で調整してきました。
内寸が1515ミリあり、この商品の製作サイズでいくと1510ミリでできるようになっているのですが、実際出来上がってきたのは枠より2センチ弱はみ出る長さでした。
スラットを1枚抜くと、少し隙間が開いてそれも気になるとのことで、抜かずにラダーテープの長さで調整をするのですが、これがけっこう難しいのです。
コードの部分を糸で縫って3台を調整に3時間半かかってなんとか納まりました。
15ミリ巾や25ミリ巾のブラインドでも同じ問題は起こりますが、1枚入れるか抜くかによって25ミリ巾で2センチ程の差で、今は現場で丈を少し短くすることはできるようになっています。(長くすることは難しいです。)
このような商品は、なかなかぴったりいかないことをご理解ください。
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