シャネットうらだ2のモニター報告です。
以前、シャネットうらだをお買い上げいただいた大阪市のOさまに、今回、シャネットうらだとシャネットうらだ2の比較をお願いする意味でモニターになっていただきました。
その報告です。(原文そのまま)
シャネットうらだIIの感想。
強烈な西日対策に以前より鈴寅masa加工の生地「シャネットうらだ」を愛用していました。
シャネットうらだ(鈴寅masa加工品)と使い比べて感じた事。
【シャネットうらだの特長:透明感】
シャネットうらだの良い点は透明感で、室内から外はけっこうよく見えます。
プライバシー保護の観点から言えば、外から室内は全く見えません。
【シャネットうらだの特長:雰囲気】
使用しているレース生地はFA1304GY。元々スケスケの生地ではありません。
ストライプ柄で、シャネットうらだのグレイッシュな色と違和感なくマッチしていていい雰囲気を出していました。
しかし、本体の透明加減とシャネットうらだとの重なりによって閉塞感があり、ちょっとうっとうしい組み合わせではあります。
結果的に西日の当らない時間帯は全開にしています。
西日の当る時間帯はこれだけでは不十分で、ドレープと併用する事があります。
ドレープはFA201619という品番で、パリパリとした質感の薄い生地です。単独では透けます。
ドレープは濃いグレイッシュな茶色で、基本的には束ねて空間の引き締め効果として両脇にある事が前提なので、
カーテンを閉めると圧迫感があり、暗いので昼間から閉めたくはないのですが、閉めざるをえなくなります。
【シャネットうらだIIの特長:透明感】
透明感はほとんどなく、景色は見れません。何となくぼんやり分かる程度です。
しかし、強烈な西日を背後から浴びているので、まるで生地自体が発光しているように見え、部屋は明るく感じます。
透明感がなく光沢が強いので、室内から見てもけっこう眩しく感じる時がありました。
【シャネットうらだIIの特長:雰囲気】
「シャネットうらだII」は生地はパールホワイト。濁りのない色です。
カラーレースと組み合わせても意外と雰囲気を壊さず、さわやかで美しい仕上がりは期待以上のものがあります。
これは新しい発見で、グレイッシュなレース生地にはダークなトーンしか合わないと思っていたのに、
さわやかな透明感が夏の雰囲気にはよく合います。
【まとめ】
masa加工と、アルミ蒸着フィルムの性能の違いははっきり分かりませんが、
シャネットうらだIIの方が不透明な分、直射日光を遮っている感があるので、体感的に涼しくなったような気がします。
(上の左の写真の左側はうらだをとりつけていまして、右側はレースのみ。
右の写真は左側がうらだ、右側がうらだ2です。いずれもクリックで拡大します。)
壁の南側に大きな水槽があり、金魚が3匹泳いでいます。
西日タイムには煮魚になりそうな勢いだったのが、なんとなく大丈夫な気がします。
2種類の簡易型裏地を比較し、数字ではなく体感的に分かった事は視覚から入ってくる情報に大きく影響を受ける事です。
ぎらぎらした太陽の光を目で見ることで暑く感じ、見えなくなると何となく和らいだ気がする。
景色のコントラストが強くなると暑く感じ、弱くなると暑さがマシに感じるのではないでしょうか。
シャネットうらだIIのしなやかさはドレープでは得れないものです。シワにもなりにくい気がする。
やさしく窓を覆いながら景色がぼんやりとしか見えなくなる事により真夏のギラギラ感から逃げることができます。
《生地の使い分け》
シャネットうらだIIはRL6130との比較というより、CR1193の対抗品と思っても良いのではないかと思います。
もろに西日がライナーで直撃する窓に対してはシャネットうらだIIが安価に効果的に対応でき、
さらに効果を望む場合はCR1193をうらだとして利用する。
南向きで太陽の影響を受けるが矢のように刺さってくる陽射し
が比較的少ない場合はRL6130でシャネットうらだを使えば景色も見れる。
という事です。
ブログのトップへ
INSPIRIT さん、コメントありがとうございます。
こういうコメントをいただくと、また明日もがんばって書こうという気になります。
今後ともよろしくおねがいします。