川島織物セルコンのオーダーカーテンの梱包

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どうやら私は、メーカーや同業者の間では

あのブログの人」と言われているようなのです。

なぜか、「あの」がつくのです。ここのところ、よくくしゃみをするのです。

メーカーにとっては煙たい存在みたいなのです。

さて、本題です。

先日のタチカワの展示会で川島織物セルコンの縫製をしている川島ソーイングの社長にお会いしました。

「いろいろと手厳しいご意見をいただいていまして・・・」とおっしゃっていただき、私のブログをご覧いただいているようなのです。

メーカー縫製の責任者にも読んでいただいているのはたいへん光栄です。

私どもは、あまりメーカー縫製をしていないので、すばらしい川島織物セルコンの縫製にお目にかかることはないのですが、川島織物セルコンが住宅メーカー向けにやっている価格重視の縫製はよく拝見しております。

その中で、カワシマのこだわりのすごさはカーテンの梱包にみることができるのです。

最近は、形状記憶加工や簡易型形態安定加工が標準仕様となってきている中で、変に梱包時のたたみジワがつくっとそれがかえって目立ってきたなく見えるときがあるのです。

そこで、カワシマは縫製したカーテンの梱包でたいへん気を遣っていて、折り曲げるところに紙管を入れて折りジワがつかないようにしています。

また、プリーツたたみをしたところが重ならないように寝かすようにヘビのように箱詰めしています。

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以前はプリーツたたみをしたものを上に重なっていくように梱包されていたのですが、今は改善されています。

こうする事によって、プリーツの折りジワがつきにくくなりました。 特にカワシマは
簡易型形態安定加工(カワシマではソフトウエーブと呼んでいる)を標準仕様としているため、きれいなウエーブを出すために加工をしていたのが、鋭角なウエーブになっていました。それがよくなってきました。

カーテンは吊って初めて商品です。

こうした隠れた工夫はエンドユーザーにはあまり知られていませんのでお知らせしておきます。

あのブログの人」と言われないようにしないとね。

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コメント

  1. コメントありがとうございます。

    「カーテンは吊って初めて商品です」のコピーがよかったというユーザーの声は参考になります。

    これからキャッチコピーに使っていきます。

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