もういくつ寝るとクリスマス
目の前に「暗さ増す景気(クリスマスケーキ)」がどかんと置かれていまして、今年はクリスマスカードも少ないのです。
いつも外資系の仕入れ先からくるクリスマスカードも今年は届きません。
景気悪いのかな?
そんな中、高校の同窓会からクリスマスカードで、来年7月の同窓会の予告案内が届きました。
「アンタに会いたい」
実はこのコピーは私が考えたのです。
さて、本題です。
3年前に取り付けた現場でカーテンクリーニングの依頼をうけてクリーニングをさせていただいたのですが、その時にカーテンの下からくる冷気が寝ている頭にあたり寒いのでなんとかならないかという相談を受けました。
窓下にあるカウンターの高さが違っているのですが、カーテンレールはカーブで1本でついています。
窓側のカウンターの手前がベッドになっていて、冬場はカーテンの下からの冷気がすごいらしいのです。冷気は部屋内と外との温度差によって空気がまわり、カーテンの下から冷たい空気が流れてきます。
最初取り付ける時に、そのことを考慮して分割の仕方を変えればよかったのですが、高い方のカウンターに合わせてギリギリに取り付けてました。
お客さまからの依頼は丈のばしだったのですが、のばしたところで下のカウンターギリギリまでは伸ばすことができないのです。
そこで、フラット裏地「うらだ」を下のカウンターの長さギリギリにつることを提案しました。これは後から取り付けることができます、夏場ははずすことができるのです。
その効果は、クリーニング期間に仮吊りをお貸ししているのですが、それがカウンターギリギリになるので試していただくことにしました。そうしたところ、寒さがぜんぜん違うとの事でした。
その結果、出来あがったのは、こんな感じです。
フラット裏地をフックに引っかけています。
かっこうはよくないですが、機能重視で、地球温暖化防止のためのCO2削減で私たちのできることです。
裏地を付けることにより、表地との間に空気層ができましてより一層あたたかくなるのです。
腰窓で、カーテンの裾を窓下何センチにするのかという問題があります。
一般的には15~20センチといわれていますが、これもオーダーなので自由にすることができます。
私どもの基準の中では床上71センチというのがあります。これは机の高さが70センチというのが多くて、もし窓下に机がきても干渉しないようにという考えからです。
その長さが、一般的に窓下15~20センチになっていますが、意味なくきれいな数字という事で140センチとかにすると机がくると1センチ摩るということになります。
寝室は冬場のことを考えて窓下20センチぐらいにされることをお勧めします。
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13年前現住の集合住宅に引っ越して北向きの部屋があまりにも寒く眠れないので、後付裏地を遮光生地で自作しました。
ペアガラスも考えましたが、新築でガラス交換するのももったいないし、費用もかかりすぎるので、次善策としてとりあえずカーテンを二重にしてみようと試してみたのです。
空気層を作ることで断熱効果があるのは分かっていても、どの程度効果があるのか予想がつきませんでしたが、ムダを覚悟で試してみました。
ドレープのフックに掛けられるように、かなり知恵を絞りました(私にしてみれば)。
とても効果があります。結露は減るし、エアコンは冬も夏も短時間で効くし、真夏の外出時にカーテンを閉じておけば帰宅してもむっとしません。
メリットの大きさを考えると、裏地代は安いです。裏地は室内から見えないので、ドレープを変えても同じものを使えるし、少々くたびれても色あせても気になりません。
もっともっと裏地を広めてください。