バーチカルブラインド ルーバーの重なりが大きいタイプ

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今日は他の話を書こうとしていたのですが、カーテンと窓周りに関する質問箱   (http://interior.bbs.fc2.com/ )に「バーチカルブラインドのモアラップのメリット・デメリット」について教えてほしいというのがありましたのでそれについて書きます。

モアラップというのはニチベイの名称で、通常ルーバー(羽根のことタチカワはスラットという。トーソーもルーバー)とルーバーの重なりは閉じた時は1センチぐらいですが、モアラップは3センチぐらいあります。

タチカワは同じものをワイドスラットといい、トーソーはオーバーラップといい、川島織物セルコンはエクセスタイルといいます。
皆、同じでルーバーの重なりの大きいものをいいます。

ここでは、一番最初にだしたニチベイに敬意を払ってモアラップといいます。

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上の写真は10月28日のブログに載せた施工写真です。
https://blog.curtainkyaku.com/52056100.html

ルーバーの重なりが3センチぐらいです。

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上の写真は4月7日のブログに載せた施工写真です。
https://blog.curtainkyaku.com/51905335.html

2つの施工写真とも裾にチェーンはついていませんが、チェーン付きもできます。

このスタイルができたきっかけは、もともとクリーエーションバウマンのバーチが裾のチェーンがなくすっきりしているのが人気なのを真似してチェーンなしを売り出そうとしたのですが、従来のものだと重なりが1センチでバラけやすいので日本人的発想で重なりの大きいものを考えたのです。

そのため、このスタイルにする時は、裾チェーンをつけないケースが多いです。

これは、メーカーにとっては新しい商品でもなく、従来の80(75)ミリ用のバーチのレールに100ミリ幅のルーバー、もしくは100ミリ用のレールに127ミリのルーバーを取り付けただけです。

価格はルーバーの枚数が多くなるためアップします。
ニチベイ、トーソーの場合は100ミリ幅の価格に対して25%アップします。
タチカワは80ミリ幅の価格に対して10%アップします。

もともと、80ミリ幅の方が100ミリ幅より高いため、ニチベイ、トーソー、タチカワはアップ率はほぼ同じようなものです。

メリットとしては、ルーバーの重なりが通常より大きいので、多少開いても隙間ができず、プライバシーの保護や光漏れ対策に効果的です。
勢いよく操作しても、ルーバーがバラけない事もいえます。

裾チェーンなしを望む場合は、モアラップがお勧めです。

デメリットとしては、金額が高くなります。
枚数も通常のものに比べて少し多くなりますので開けた時にたたみ代(たまり)が大きくなります。
ルーバーとルーバーの間隔が小さいため、ウエイト部分であたりやすく音がします。

私が思うのには、裾のチェーンをなくしたいのならばモアラップ、そうでなければ標準のものでいいです。

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