実験シリーズ 光触媒カーテンは効果があるのか

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SH380131水都大阪2009のイベントが8月22日から今日まで行われていまして、最後に会社の近くの天満橋・八軒家浜桟橋で「能」の公演がおこなわれましたので観てきました。

新作能「水の輪」のお披露目公演で船上ステージで行われました。新作と言われても、「能」を初めて生で観たので、これが伝統的なものか新作かはさっぱりわかりませんでしたが、奥深いものを感じました。

当店でも、この水都大阪2009のイベントにカーテンのハギレを無償提供して協力しています。

さて、本題です。

昨年の11月から照射実験をしている「光触媒加工をしたカーテン」が汚れを落とす効果があるかという実験の結果報告です。

まずは2008年11月12日のブログ(←ここをクリック)「参加ちたい(酸化チタン)ねん、光触媒のカーテンの実験に」をお読みください。

そのあと、2008年12月5日のブログ「カーテンのホワイトニング加工と光触媒加工の実験」をお読みください。

光触媒に関する商品は各社それぞれの名前でだしていますが、世間ではあまり知れ渡っていないと思います。

セリスト加工、トリプルフレッシュ、エアファン、スーパーチタンデオ、エアリフレ、アストニッシュ

これは各社の名称ですが、どれがどの会社のものかがわかる人は誰もいないと思います。だから浸透しないのです。

川島織物セルコンのセリスト加工は2006年の6月に、その加工をうたいながら実際やっていなかった商品が何点かあったのが発覚したので有名になりました。

住江織物のトリプルフレッシュは昨年の2月6日の日本経済新聞の朝刊に全面広告をだしたので関係者の間では有名です。あの頃は絶好調でした。★

これらの商品は各社それぞれ特徴があって効果面も違いますが、一般的に光触媒によって」汚れを落としたり、ハウスシック症候群のもとになるVOC(
揮発性有機化合物)を分解したり、抗菌機能や消臭効果があります。

各社はこのような高機能の良い商品がありながら、機能面のPRをしないのです。

そこで、私どもはカーテンクリーニングに光触媒加工ができるので、実際加工をしたものと、そうでないものを約11ヶ月間太陽の当たるところに吊って、汚れ具合に差がでるかを調べました。

CIMG2972

右が光触媒加工したものです。

その結果、汚れ具合の違いは確認できませんでした。

これは、あくまで当店で後から光触媒加工をしたものを実験しました。

メーカーの商品とは性能が違ってメーカーのものはもっと効果があるのかもしれません。

でも、どこのメーカーも実際実験したものを見せてくれないのです。
データ的には数字はあるようなのですがその効果はわからないのです。

だから、我々も勧められないのです。

どや

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