これは、頭皮ケアシャンプーで、実は2年前からずっと使っているんです。
少し、髪の毛が心配になり出した頃に、ウエブサイトやメールマガジンを見ていると、いたるところに「ナボホ族にはハゲがいない」とか「「このシャンプー、髪に悩む四十代の男性が使うと・・」というキャッチコピーが頭に・・ もとい、目に入ったのです。
このキャッチコピーに引っ掛かって、というか魅せられてネットで買ってしまったのです。
それ以来、髪の毛が増えたかというとそうではないと思っていますが、髪の毛が少なくなってきていないのでなんとなく愛用しています。
これを販売しているのは福岡市のエモテントという会社です。最近はよく売れて宣伝をしなくてもよくなったのか、あまり広告はみかけなくなりましたが、キャッチコピーがうまくてマーケティングの勉強になります。
コピーもさることながら、商品コンセプト作りもうまいのです。
ネイティブ・アメリカンは髪の毛がふさふさあるということをイメージさせ、ネイティブ・アメリカンが使っている成分をストーリー的に説明しているのです。
今なぜ、このシャンプーが必要なのかを顧客に気付かせるようにしています。
それに対して、東京の2016年のオリンピックの誘致の失敗は、「今なぜ、東京で開催しなければならないのか」を明確に訴えることができなかったことだと思います。
さて、本題です。
カーテンの形状記憶加工と形態安定加工については今まで何回もブログに書いてきました。この件の関して詳しく知りたいかたは欄外のカテゴリー「形状記憶・形態安定」をお読みください。
49回書いています。
この違いについて、よく言われるのが形状記憶は洗濯しても、型くずれしなくていつまでもきれいなウエーブが出るということに対して、形態安定加工は2~3回洗濯すれば型が崩れてウエーブがとれますということです。
小さなサンプルを作りまして形態安定機にかけました。
上の左の写真はかける前です。右と下の写真はかけたあとです。
基本的にはポリエステル100%の商品しかできません。
いろんなやり方がありますが、当店の場合は、下から熱風を当てるやり方です。
ポリエステルの熱可塑性を利用して一定の温度をあてると、形状を安定させます。
1回目撮影 洗う前(2009年2月13日) ↓
2回目撮影 1回目の洗濯の後(2月13日同じ日)
3回目撮影 2回目の洗濯のあと (3月21日)
4回目撮影 3回目のあと(4月20日)
5回目撮影 4回目の洗濯のあと(7月6日)
6回目撮影 5回目洗濯のあと (10月6日 今日)
5回洗濯をすると、やはり少し型は崩れます。
この件に関しましては2009年5月3日のブログ「実験シリーズ 簡易型形態安定加工の洗濯実験 途中経過」(←クリック)をまず先にお読みください。
メーカーが言うように少し型が崩れます。
しかし、前回も書いていますが、1年に1回洗濯しても5回洗うと5年経ちますし、5年経って上の写真程度の型くずれだったらまったく問題はないでしょう。
今はやっと、真空状態にしてきちっとするのを形状記憶加工、あとから簡易的にやるのを形態安定加工という言葉がかなり浸透してきたようです。
メーカーによっては、好き勝手に「なっとかウエーブ」とか言ってまして、どっちがどの加工なのかが消費者には分かりにくいかと思います。
当店では真空釜でやるのを形状記憶加工と言っており、あとからやるのを簡易型形態安定加工といってます。
今日のブログは簡易型形態安定加工の説明です。
当店では、これを最後の仕上げをカーテンを吊った状態でアイロンをかけるようなものですと説明しています。
そうした方がきれいなのは明白で、当店ではリーズナブル商品を除いて、ポリエステル100%の商品は無料で簡易型形態安定加工をしています。
10月14日(水)13時よりカーテン夢工房大阪店で、消費者向けのインテリアセミナーを開催します。詳しくは こちら(←クリック)をご覧ください。
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