ブログを読んで下さってる方からメールで問い合わせをいただく事が増えました。
たいへんうれしいことなんですが難しい内容が多かったりしますので、忙しくてついつい返事が遅くなっています。申し訳ございません。
住所、名前を名乗り丁寧な文章で書いて下さってるメールには、こちらも真剣に向き合って返事を書いています。どちらかというとよろず相談屋みたいでほとんど商売にはなりませんが・・・・
ところが中には名前すら名乗らず、少しの情報だけ書いて「シンプルで安価なものを提案してください」というようなメールもきます。
こちらは言ったことに責任を持たなければならないし、送ったメールの管理もしなければならないので、「せめて名前とどこに住んでいるのかぐらい名乗ったらどうでしょうか」と書いて、ブログのこのカテゴリーを見てくださいとURLを添付して返信しました。
そうしたら、お怒りの返信メールがきたのです。
「店舗として質問に対して詳細に文書で回答すべきではないか、住所ぐらいとは失礼ではないか」とおっしゃるのです。
私どもとしては、責任をもった仕事をしなければならないと考えるからこそ、そちらもきちんとしてほしいと思うのです。メールだけのやりとりは難しいです。文章力がいります。
ほんまに滅入る(メール)
さまざまな問い合わせのメールが毎日のようにきますが、おかしな日本語の文章も目につきます。
仕入先のえらいさんから来るメールでも思わず首をかしげてしまうような常識的でないものがあります。
「小嶋社長殿」というような書き方ですが、「殿」は官庁用語ですし、使う場合は同僚もしくは格下に対して使う言葉です。
得意先やお客様に対して使う言葉ではありません。
どこかの国で、殿さまで一番偉い人に対しても「殿」を使わず、「将軍様」といってます。 こりゃ~ン なんのこっちゃ
「社長様」も二重敬称で「先生様」と同じで間違った日本語です。正しくは
「代表取締役 〇〇〇〇様」と書くべきなのです。
社会にでると間違った日本語を使っていても指摘してくれる人が少なくなるので、会社の上の立場の人は部下のおかしな日本語をみかけたら指摘し、正しくなおすべきなのです。
部下のいる社会的立場の高い人は正しい日本語を使ってもらいたいものです。
さて、本題です。
大阪店の店頭のテントが破れていたので新しくしました。
施工店を探すのにインターネットで3社相見積もりをとりました。
詳しい情報は前回の資料がありましたので、サイズをすべて書いて写真も添付して同じものを3社に送りました。
金額を見てびっくり。一番安いところと高いところでは2倍ほどの差があるのです。
何が大きく違うのかというと取付費が倍ぐらい違うし、高いところは管理費10%というわけのわからないものが加算されているのです。
提案された商品も違うので、またそれぞれに対して質問を送りました。
施工費に関しては我々も工事を伴う仕事をしていますので、テントの張り替えならば2人で3時間ぐらいでできるであろう、と予測がつきます。そうなれば15000円×2の30000円もあれば十分です。それが高いところは65000円かかり、さらに全体の合計金額の10%が管理費という名目で23000円プラスされていました。
提案されている生地も違うので、それぞれの良さをきいてこちらも勉強し、縫製の違いも知り、一番知識があり誠実なところに決めました。
そこは一番安いところではなかったのですが、最後は駆け引きなしで一番安いところの見積もりをみせて合わせていただいて安くしてもらいました。
カーテンにおいても3社ぐらい見積りをとられることをお勧めします。
今回のテントの見積もりはいつもと逆の立場(購入者の立場)で見積もりをしてもらったわけですが、安ければいいというものではないと思っています。
というのは、今までついていたテントは、当時見積もりを何社かとった中で一番安いところでやったのですが、
こちらに知識がないのに商品の説明も受けなかったので仕方がないとは言え、結果的には耐久性に欠けたものだったので、安い商品をつかまされたような感じがしてしまうのです。
カーテンの見積もりでも同じです。
安いからといって選ぶと後悔する場合があります。カーテンの場合は縫製も施工も伴ってきますので、わからないところで手を抜くこともできます。
インテリア、テを抜いたらインチキヤ ちゃうか~
なぜ安いのかをよく理解して納得できればいいと思います。
私は、販売する立場から言いますと、あまり駆け引きする人より誠実な人には誠実に対応したいと思っています。
物を買う時は当然商品知識が豊富で信用できるところを選ぶべきです。そこが少し高ければ駆け引きなしで一番安いところの見積もりをみせて、「お宅で頼みたいんだけど、もう少し安くして」というと安くしてくれるのではないかと思います。
「カーテン夢工房さんはちょっと高かったけど、一番良かったのでお願いしたい」という言葉に私はとても弱いのです。
そう言われるとイキに感じて、つい安くさせてもらい、いい仕事をさせて頂きます。
値段しかおっしゃらない人や駆け引きの強い人は苦手なのです。
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