フラットカーテンの形状記憶加工

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オーストラリアではたばこ1箱1600円へ

先日の新聞によりますと、オーストラリアでは喫煙から引き起こされる生活習慣病を減らすために、たばこ税を引き上げて1箱20豪ドル(約1600円)にする動きがあるようです。

たばこは、肺がんをはじめとする多くのがん、虚血性心疾患、脳血管疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、歯周病などの原因となっていることがはっきりわかっているので、禁煙させるために価格を上げるのも一つの策かもしれません。
販売を禁止すると闇ルートができ、黒いお金が動きます。

日本でも、たばこ1箱500円ぐらいになってもいいのではないでしょうか?
そのたばこ税を国民の健康増進のために使うというようになれば問題はないと思います。

でも、酒税は上げないでほしいのです。

さて、本題です。

9月6日のブログ「サイレントグリスのS-フォールドをとりつけました」をかきましたが、これと同じようなウエーブスタイルでもっと簡単な方法があります。

S-フォールドはシステム化されたサイレントグリスの商品でサイレントグリスに直接注文するか、ブックメーカーに「S-フォールドで」といって一緒に注文するしかないのです。

これとよく似たものが、トーソーのルーフィットのウエーブスタイルです。これもシステム化されたものなのでメーカーに発注しなければなりません。

簡単で手軽にできる方法があります。
フラットカーテンに形状記憶をかけるだけです。

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生地は川島織物セルコンのフィーロ FF-2258(300巾/4500円)で22,5センチピッチの波状型紙を使っていて2倍使いです。

形状記憶加工をしていますので、裾のウエーブはきれいにいきます。フラット芯地が少し硬めだったので、上部は折りクセがちょっとつきました。

サイレントグリスのS-フォールドやトーソーのルーフィットウエーブスタイルは上部だけでウエーブをつくるので、生地によってはあまりきれいにいかないケースがあるのです。この間のブログのS-フォールドのように、バウマンのソプラノならばきれいにいきますが、どちらかというと期待していた程きれいでないなと感じられるのではないかと思います。

レールはニューデラックかスイートを使います。ランナーが360度回転するからです。詳しい説明はこちら「フラットカーテンとレール」をご覧ください。

生地を触らずに開閉できるように、当店オリジナルのバトンタッセルをとりつけてバトン式にしています。

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写真のレールはトーソーのニューデラックです。フラットカーテンは優秀なレールである「エリート」でも、次の時代のレールである「ネクスティ」でもダメなんです。

トーソーもよくわかっていて、ルーフィットというレールはネクスティのランナーを使っています。これはエリートのランナーと同じような仕組みで輪の部分が回転しないようになっています。
そのため、ルーフィットでウエーブスタイルをするときは、360度回転するランナーに交換しなければならないようになっています。

初めからルーフィットで、ニューデラックのような360度回転するランナーを開発すれば、今のトーソーのやり方だったらもっと簡単にできたと思います。
でも、今のトーソーのやり方ではきれいにいかないと思います。

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カーテンと

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