昨日のブログの続きです。
東リ
新作カーテン「エルーア」の発表会です。この前の総合ブックである「プラスボヌール」が全く売れなかったので起死回生を狙った見本帳でしたがつまらなかったです。
この業界に入って27年。今まで新作の見本帳をずっとみてきて、この見本帳はいいねと思っても売れなかった見本帳はあっても、これはダメだろうと思って売れた見本帳はありません。
楽天の野村監督がよく言っている言葉で、「不思議な勝ちはあっても、不思議な負けはない」と。負けるには必ず原因があるのです。
見本帳が売れないのには必ず要因があるのです。
そしたら、どうしたら売れるようになるのでしょうか?
答えは簡単です。
売れない要因をすべて取り除くことです。
企画担当者による30分間の説明会を拝聴しました。これをきくと結構いい商品があるのです。でも、それがぜんぜん伝わってこないのです。東リは床に傾注していて、カーテンにはまったく力を入れていないように感じます。営業員はなにひとつカーテンに関しては知りません。営業はもっと勉強しないとカーテンはうれません。
タチカワ
新商品の発表です。事前にカタログをみていたし、すでに使っている商品ばかりだし、他社でも同じような商品がいっぱいあるのでそんなに目新しさはありません。
シェードのダブルタイプドラム式の展示のところでは、受付のところで「専門店」とわかる青色のシールをもらって、胸に貼っている私に、一生懸命説明をしてくれるのです。
操作チェーンが、他社は2本だけど当社は1本であることを強調して、実演をしてくれるのです。
「素晴らしいですね」というと「ありがとうございます」と喜んでくれましたが、私は顔出しブログを書いていて、この件に関しても書いているのです。
こことここを読んでください。
タチカワは、商品の勉強はあまりする会社ではなく、ほとんど私のブログをよんでくれていないのです。
タチカワの大阪店に一番近いところでショップを構えているのですが、担当者とその上司と以前の担当者以外は誰も私を知らないのはちょっと寂しいのです。
東京のジャパンテックスに行ったら、知らない人から「ブログの人ですか」といっぱい声をかけられるんですけどね。(笑)
タチカワの商品力は大したことはないけど、営業力はほんとにすばらしいのです。
1年半前に正常な販売のためにネット店と安売り店に掛け率の見直しをはかり、値上げをしました。その姿勢は高く評価しましたが、売上が大きく落ちるとまた元に戻し、専門店もタチカワだけを安売りの対象にしています。
売り上げの為ならば、節操無くなんでも手を打ってくるのはやはりすばらしい。
「価格は柔軟に」「見本帳は豊富に」「個別キャンペーンは積極的に」が今期の方針だって?
価格の勉強よりも商品の勉強をもっとしてくださいや。
川島織物セルコン
新作の見本帳「フェルタ」の発表会です。
時間がなくて、展示会場ではあまり商品をみることができなかったのですが、企画担当者の1時間半の説明は聴きました。
やはり、商品の企画力は他社を圧倒しており、群を抜いています。説明者もよかったです。
商品価格は7月14日のブログ「初めてオーダーカーテンを注文される方への講座⑥ 防炎カーテン」に書きましたように、今回は非ハロゲンの防炎剤を使っていることもありますがかなり高くなっています。カワシマがしっかり儲かるような定価設定になっています。
「フェルタ」に関しては後日「すばらしい川島織物セルコンの企業姿勢」で詳しく書きます。
明日は「展示会の記念品比較」です。
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