実験シリーズ④ デュエット・シェードに遮熱効果はあるのか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

遮熱対策商品として、ハンターダグラスのデュエットシェードは遮熱効果がひじょうに高いというメーカーのデータをもとに私共も販売してきました。でも、実際はどうなのか?


メーカーによって遮熱(断熱)性を示す実験データもまちまちで、ハンターダグラスは熱抵抗値(R値)という数字で出しています。これは窓から室外への熱放出を防ぐ割合を示す値で、熱抵抗値が大きいほど熱が伝わりにくいというのです。


CIMG2001きちっとしたデータによるとデュエットシェードのアーキテラ遮光(写真右)は熱抵抗値は7.73で、D1(写真左)という商品は5.37とのことです。比較しているのは、自社商品とペアガラス(熱抵抗値3.23)とか天井断熱材(熱抵抗値2.60)なんです。


カーテンやブラインドと比較した資料はないのです。


 


 


 


ブラインドメーカーは赤外線反射率というデータをだしており、自社の一般のブラインドに対して赤外線反射率がひじょうに高いから、遮熱スラットは遮熱性があるというのです。


カーテンとの比較資料はないのです。


当店が強く販売を推し進めている鈴寅の遮熱カーテンは、財団法人日本染色検査協会による熱遮断率というデータをだしています。


同じような商品でも、カタログハウスの「通販生活」は財団法人建材試験センターによる日射熱というデータをだしています。


みんなそれぞれ独自の機関で、データを出していまして、すべて正しいと思うのですが、どれが一番効果があるのかが分からないのです。


そこで、以前に作った当店の手作り実験装置で調べてみました。


生地から4?離れたところから60Wの電球をあて、10?はなれたところの温度を測定しました。1時間経過したらどのぐらい温度が上がるのかということで、窓周りにそれらの商品を取り付けた場合、どれが一番効果があるのかがわかると思うのです。


手作りで温度計も百円ショップで買ったものなので、データの数字は不確かですが同じ条件での比較なのでどれが一番効果があるのかがわかると思うのです。


CIMG1993CIMG2000


 


 


 


 


 


 


CIMG1998CIMG1999CIMG1996CIMG1995CIMG1994


 


 


 


 


今回はとりあえず、左より遮熱カーテン、普通のカーテン、普通のレース、デュエットシェードD1、デュエットシェードアーキテラ遮光で実験をしました。次回にブラインドとカーテンの比較も公表します。


実験する前の温度はすべて26℃になっていました。


そして1時間後の温度は


遮熱カーテン                            33℃、
普通のカーテン                           34.5℃、
レース                                37℃、
デュエットシェードD1(一番ポピュラーなデュエットシェード) 34.5℃、
デュエットシェードアーキテラ遮光                30.5℃   でした。


デュエットシェードアーキテラ遮光は、ものすごく遮熱(断熱)効果があることがわかりました。
一般的にデュエットでよく使われるD1という商品は普通のカーテンと同じ程度です。でも、明かりは取り入れることができますし、ハニカム(ハチの巣)構造は冬の保温性はひじょうに高いと思います。


 今日の実験は参考になりましたかはい、クリック 


カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→





 


 織物研究会  私はチーム・マイナス6%です


ブログのトップ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメント

  1. mockingbird より:

    この比較テストはとても参考になります。

    欲をいえば、施工状態での比較結果も知りたいですね。
    例えば、カーテンは、ヒダ付き、レースとドレープを2枚吊る、窓枠をすっぽり覆う、あるいはさらにドレープに裏地をつける、のが一般的な使い方だと思います。
    これらはどれも遮熱性を上げる要因だと思うのです。

    私は、カーテンの布の質感が好きなので、カーテンにもっと頑張って(?)もらいたいんです。

  2. mockingbirdさん、いつもコメントありがとうございます。

    ユーザーのこうした声が励みになります。
    現場での実験は同条件で我々レベルでやるのはなかなかむずかしいのですが、できるだけユーザーにわかりやすく説明をしていきたいと思っています。

  3. mnmnrs より:

    過去の記事に失礼いたします。

    夏の朝日対策として2階東側の大きな窓の遮熱(自宅)を検討中の者です。
    いまはペアガラスのアルミサッシに、ダブルタイプのロールスクリーン
    (シースルーと中程度の遮光性のもので、タチカワの安価のもの)を
    付けていますが、これよりも、デュエットシェードD1や、
    デュエットシェードアーキテラの方が遮熱効果は高いと思われますか?
    また、ハンターダグラス社のデュエットシリーズと、セイキ社の
    ハニカムサーモスクリーンとでは、どのような違いがあるのでしょうか?
    どんなことでも結構ですので、コメントいただけるとありがたいです。

    こちらのブログはとても興味深いです。4年前に家を建てたときに知っていればと
    ちょっと悔しいです。

  4. mnmnrsさん、コメントありがとうございます。

    最後にお褒めの言葉をいただきましてうれしいです。

    ヂュエットシェードのアーキテラは遮熱効果は高いですが、お値段も高いです。D1もロールスクリーンより遮熱効果はあると思います。

    デュエットシェードは透け感はないので、閉めると室内からは外は見えません。
    朝日対策にはちょうどよくて、日中、外から覗かれないのなら開け放しにして使えますのでいいと思います。

    セイキのハニカムサーモスクリーンは使ったことはありますが、違いはよくわかりません。

  5. mnmnrs より:

    ご回答ありがとうございました。

    そうなんです。デュエットシェードはお値段が高いので、導入するのに勇気が要り、
    費用対効果とかいろいろと考えてしまいます。

コメントを残す

*