本日、ブラインドのトップメーカーである立川ブラインド工業とレールメーカーのヨコタが資本業務提携を発表しました。
詳しくは両社のホームページをご覧ください。
両社の中核事業であるブラインド、間仕切、カーテンレールを中心としたインテリア関連事業分野において、
(1)共同生産及び相互生産委託
(2)共同開発及び相互開発委託
(3)調達や物流分野における提携などを行うとのことです。
この提携は両社にとってもインテリア業界にとりましてもひじょうにいいことだと思います。
タチカワは技術力に劣るけど、営業力は業界一です。ヨコタは営業力はイマイチですが技術力に商品開発力はいいものを持っています。特に電動ものはいいです。
タチカワのホームユーズ部門にヨコタの電動に関する技術や商品開発力が提供されれば、クレームも少なくなり、日本一の営業力で販売力がアップします。
ヨコタにとっても、いい技術で出来上がった商品がタチカワの販売力で売れれば互いにメリットがあります。
レールのトップメーカーであるトーソーにとっても、住宅メーカーに対しては弱腰ながら弱者である我々小売店に対する強気な態度も改まるのではないでしょうか?
いずれ、タチカワは自社のレールの販売をやめ、ヨコタのレールを売るようになり、ヨコタは自社のブラインド、ロールスクリーンの販売をやめ、タチカワのブラインド等を売るようになり、同棲期間を経て結婚するのではないでしょうか。
親同士が親しいからといって、本人同士は好きでもないのに急に見合い結婚させられてうまくいっていないところもありますので、この立川ブラインドとヨコタの資本業務提携はたいへんいいことだと思います。