お客様の目は厳しい

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今週はスチィマーをもって3回現場に出動しました。いずれもちょっとしたシワやウエーブの出方についてです。


1つ目はレースの3倍使いで形状記憶加工をしておりますが、ウエーブが少しだけ歪になっているところがあるとのことでした。このお客様はこの10年間で当店で3回カーテンを買っていただいており、美しさにこだわりをもっておられ、自らも簡易型のスチィマーを買ってもっておられます。
原因は加工所から搬入時におりたたんで箱に入れて持ってくるのですが、その時の折ジワが少し残っているのです。当店では形状記憶をかけた場合は平たたみして搬入しています。メーカーを初めほとんどのところはプリーツたたみですが、何度も実験をした結果、平たたみの方が吊った時にきれいになるのです。この説明はこちらをご覧ください。
このシワはしばらく吊っておくときれいになるのですが、きれいな奥様とおしゃべりするのも楽しいので私がスチィマーをもっていってきました。


下の写真はスチィマーをかける前です。


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下の写真は簡易型形態安定加工をしたもので、折りジワが気になるとのことでスチィマーでとりました。現場で吊った状態でするときれいになります。


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下の写真はソーメンカーテン(ラインビュー)で、やはり搬入時に折りたたんでいった型が残っているとのことで現場で吊った状態でアイロン掛けしました。これは現場でするときれいになりました。


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いまよく間仕切りに使われています。11  ソーメンカーテン


 


 


 


 


 


 


 


 


最近はお客様の目が厳しいです。当店ではスチィマーをもっていて、現場でシワとりしますが、よそのカーテン屋はどのようにしておられるのだろうか?このスチィマーは重宝していますが、カーテン屋でこんなのをもっているところはほとんどないと思うのです。


  


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コメント

  1. sacco より:

    ひだがキレイにでてるカーテンって値打ちありますね~
    私のお顔の小じわもとってほしいな

  2. 小嶋@カーテン屋の奮闘記 より:

    saccoさん、コメントありがとうございます。顔のシワはコラーゲン100%の豚皮ゼラチンでとってください。

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