川島織物セルコンのフィーロ縫製は、国内では最高級の縫製をしておりそれについて消費者にわかるようにずっと説明をしてきています。
まずは過去のブログをお読みください。
川島織物セルコンのフィーロ縫製について② 形態安定加工「ファインウエーブ」について
川島織物セルコンのフィーロ縫製について③ 2.3倍使いについて
4回目としてハギ合わせ(巾継ぎ)について説明いたします。
このフィーロ縫製の大きな特長の1つとして「2.3倍使いで、巾継ぎ位置はジョイントを目立たせなくするため、ヒダ根元にしています」と見本帳に書いてあります。
この巾継ぎ位置を目立たせないようにヒダ根元にもってくるというのは簡単のようでなかなかできず、これをやっているのはフィスバ縫製だけです。
フィスバの縫製に関してはこちらをご覧ください。 →ここ
このフィスバのこだわりが今まで誰もが認める「フィスバの縫製はきれい」といわれる所以なのです。今回の川島織物セルコンのフィーロ縫製はこのレベルに追いついたことになります。
上の写真が川島織物セルコンのフィーロ縫製でぴったりヒダ根元に巾継ぎがきています。
こちらは当店の縫製です。残念ながら必ずしもヒダ根元に巾継ぎがきますということはアピールできません。どこにくるかはわかりません。
フィスバも川島織物セルコンも片開きの右の方は必ずヒダ山の右根元に、左の片開きの方はヒダ山の左根元に巾継ぎがくるようにしています。
2枚の生地を1ヶ所だけ巾継ぎをするのは簡単なんですが、3枚以上の生地を2ヶ所以上巾継ぎをして、必ずヒダ山の根元に持ってくるのが難しいのです。
無地の生地ならば巾落としをして巾継ぎをすればできます。しかし、ヨコのリピートのある生地は柄も合わさなければならないので簡単ではありません。
フィスバはどのようにしているのか。
下の絵のようにヒダの3つ山の真ん中の山の高さを変えることによって、無理やり巾継ぎを根元にもってきています。このやり方だと芯地の部分の見た目は変わらずきれいにみえます。しかし、ヒダとヒダとの間の生地の長さが違いますのでウエーブはいびつな形になります。

それに対して川島織物セルコンはどのようにしているのでしょうか。
続きは次回に 



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