私共ではカーテンクリーニングにも積極的に取り組んでいます。
カーテンの場合、素材によって水洗いできないものや、縮んだり、伸びたりするものもあり、2年ぐらい洗わなかったら汚れが落ちないものがあったりして、けっこう難しいのです。
自分のところで販売しておきながら、あとは相談にも乗らず、クリーニングは大手のクリーニング屋でしてくださいというのはあまりにもハクジョウジャ(白洋舎)と思って、買っていただいたお客様には積極的にPRしています。
この夏もたくさん仕事をさせていただきました。
その中で、気づいてことなどを数回に渡り書いていきます。
カーテンはウォシャブルで洗えても、そこに縫い付けてある副資材が問題となることがあります。
プレーンシェードのリング付きテープやカーテンの芯地等です。
今日はプレーンシェードのリング付きテープがアイロンをかけると縮むという話を書きます。
もちろん、全てではなくトーソーというメーカーが今年発売したクリエティドラムというメカにつかわれている幕体の着脱が容易にできるリング付きテープです。この着脱タイプのリング付きテープは洗濯のための取り外しが簡単で人気があり、当店では5年前から採用しています。
トーソーは今年からで、単体での販売もしていますが、主にマイメードという形で、トーソーに生地支給で、クリエティのドラム式のツインタイプなどの縫製込みで発注した場合に使われている商品です。
当店で実験をしたところ、直にテープにアイロンをあてると、瞬く間に20cmの1ピッチで2㎝縮みました。
上の写真はリング付きテープに直接アイロンをかけたもので、左は掛ける前、右は掛けた後です。
写真のAはトーソー商品で、他は当店で使っている商品です。
生地にリング付きテープを縫いつけ、家庭用アイロン(120℃~130℃)で80㎝間でどのぐらい縮むかの実験をしたところ、トーソー商品だけ1.5㎝縮む表面はアイロンをかけたらデコボコになりました。
当店のものはニードル織機を使って熱処理をしているため、アイロンをかけても縮みません。
(これが一般的です)
トーソーのものは力織機で織っていて、熱処理の温度が低いように思います。
トーソーは今回のテープは熱に弱いという認識はあるようですが、洗濯時のアイロン掛けに注意書きをしているのかどうかわかりません。
カーテンには洗えるという洗濯絵表示マークがついていても、こうした副資材が洗うと縮むという問題もあります。
次回は芯地の問題についてです。
カーテンクリーニングに関して私が感じたことはこちらにQ&A形式で書いています。




コメント