フジエテキスタイルの展示会に行ってきました。(2007年10月10日)
今回の見本帳は11月発売ですが、見本帳は1冊も用意されておらず、説明会で説明を聞かなればよくわからない展示会でした。説明会の方は田舎の高校の文化祭のファッションショーみたいでしたが、説明してくれた若いデザイナーはすべての商品において原稿を読まずに自分の言葉で説明されていたのは、わかりやすく敬服いたしました。
こうした展示会は、新しい見本帳の心意気を表すものとして、もう少し演出が必要かと思いました。商品番号を読み上げて、男女3名の方が入れ替わり立ち替わり生地をちらっと見せられて説明されても、私なんかはピンとこないのです。来られている人も そのように感じておられてたようで、最後までメモをしておられた人は2名しかおられませんでした。
商品的にはフジエのファブリックに対するこだわりが感じられました。
フジエは今までも商品開発においては業界をリードしてきまして、他社もフジエの商品に似たような
ものを出してきました。この結果、フジエが元祖なんですが、他社でも同じような商品をみることができ、「フジエらしさ」というのが薄れてきていました。
今回の商品は、糸からこだわっていてなかなかいい商品がありました。
でも、カーテンとして吊った場合、きれいかどうかはわかりませんが、今やいろんな吊り方がありますので、それはそれで良しとしましょう。
その商品の良さは説明を聞かなければまったくわからないのです。
フジエの課題は営業力です。こだわりの商品をいかに販売者、インテリアアドバイザー、ユーザーに
伝えることができるかです。
良い商品があるんだから、生地サンプルを持って
『前にイチモツ、背中にニモツ』という感じで地べたの営業ができるかどうかにかかっています。
フジエは17~8年前に、A3サイズのブルーの表紙のコーディネート写真集を出しました。
それは、今でもベテランのインテリアコーディネーターにとってバブルじゃなくてバイブルとされているものです。
当時は、住宅メーカーの展示場にフジエの写真集に使われているスタイルとそっくりそのまま同じものが使われていたのです。
これは何がすごかったかといいますと、別冊で同じボリュームの解説書があってコーディネートの
ポイントから使っている生地、サイズ、縫製のやり方まで書かれていたのです。
私なんかも重宝しまして、コンファタケース、ピロケースのサイズや、座布団の銘仙判、八端判のサイズなど知らないことをいっぱい勉強させていただきました。
今、こうしたものがほしいのです。
私なんかはぜんぜん勉強していなくて経験だけでしゃべっていますので、理論的に学びたいのです。
今回の展示説明会でも、デザイナーがこのドレープにはこのレースを組み合わせて、このようなスタイルで提案をしてほしいということを生地を見せながら説明してくれました。
なるほどと思いましたが何ひとつ覚えていません。これが見本帳に反映されているのかどうかは知りませんが、ぜひ、そうしたものをDVDにして配ってくれれば役に立つのにと思いました。



