最近流行の吊り方としてレースを部屋側にして、ドレープ(厚手カーテン)を窓側に吊るというのがあります。当店ではドレープの前にレースをつるため、レースオンドレープと言っております。
住宅メーカーのインテリアアドバイザーや雑誌等でよくカーテンの勉強をされている方が好んでよく言われます。
確かにシースルーの柄のあるレースなんかを吊るとそのレースの美しさを生かすためにこの方法もきれいです。問題点はレースを閉めてドレープを開けている時にドレープのたまりでレースが膨らむことがあります。(下の真ん中の写真)両端の部分でレースがドレープと触れてきれいなラインがでないのです。
こうしたことは吊ってみて初めてわかることなので、事前にお客様に説明しています。先日のお客様も奥様がこのようにしたいとおっしゃたので、このようになることを説明するとご主人がやめとこうとおっしゃいましてこの案は没になりました。
今まで何回もこのようなつり方をしておりますが、その内2件は半年後に伺ったらドレープが前に変更になっていました。理由はご主人が落ち着かないというとのことです。
当店では、そのようなことを考えて掃き出しの窓はドレープレースは同寸にしています。腰窓《中間窓)の場合は念押しで確認しています。