オーダーカーテンで消費者が疑問に思っていること(3)

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12月2日のブログに書きました2chの掲示板『オーダーカーテンお薦めショップはどこ?』でけっこう話題になっていた縫製に関してです。


メーカー縫製がいいのか自社縫製がいいのか ということで、具体的にメーカー名もいっぱいでていましたし、知っている業者もたくさんありました。


当店はほとんが自社縫製です。といっても妻が事務所の裏でミシンを踏んでいるわけではありません。日本でトップクラスの縫製所と提携して仕事をお願いをしているのです。専門店としてのこだわりがありますので、各社バラバラの仕様になるメーカーに縫製をお願いすることはほとんどありません。シェードやスタイルものもメーカーに縫製を頼むことはほとんどありません。フィスバの生地もこちらで縫製することもよくあります。今日もパネルスクリーンの発注をメカだけタチカワにし、縫製は当店の方でする発注書を書いていました。


だから、『メーカー縫製はうめ~いか』と言われてもよくわからないのです。
ここ1年は下請けをしている住宅メーカーの仕事で、縫製はすべてカワシマがするようになり、カワシマの縫製だけはよく知っています。この住宅メーカーに関してはセルコン、フジエの生地もカワシマが縫製をしているのですが、驚いたことに織りキズとかに対してチェックが甘く、セルコンのキズあり商品を平気でカワシマが縫製して出荷してくるのです。


住宅メーカーも我々が縫製をしていた時は細部に渡り仕様が決められていたのですが、カワシマと提携するようになってからは価格優先でドレープの裾にウエイトを入れるのもなくなり、タッセルの引っかけるところも既製カーテンと同じ江戸組紐になりました。


そしたら自社縫製がいいのかというと、掲示板を読んでいると、自社縫製=安いみたいなところがあって評価が低いようですが、これも千差万別で確かにひどいところたくさん知っていますし、匠の技でこだわっているところもあります。当店の縫製所はこだわっています。


メーカー縫製もいろいろと掲示板に書かれているようにうまいところもあり、これがメーカー縫製なの?というようなところもあります。あまりメーカーに縫製を頼んでいないので詳しくは書けませんが、私の考えでは梱包の丁寧さと縫製の上手さは比例するのではないかと思っています。これは自社縫製のところにも当てはまります。


梱包縫製に自信があれば、配送のため梱包するにあたってもできるだけシワにならないように丁寧に扱うようになると思うのです。適当な縫製をしているところはただ箱に詰めて送ればいいみたいなところがあります。


フィスバの縫製はタイから送られてくるのですが、カーテンをヒダたたみして折り曲げたところに型がつかないように紙管がいれてあったりするので、カーテンを吊ると梱包していたゴミがいっぱいでます。それに対して、とりあえずプリーツたたみして箱に入れ、上にビニール1枚乗せてあるだけのメーカーもあります。写真はカワシマの縫製の梱包です。レースは台紙に巻いてシワにならないように丁寧に梱包されています。


 


針1本が I(ローマ字のアイ)に見えますか。針1本に愛を込めて縫製をお願いしたいものです。


ただよくわからないのは『メーカー縫製だから安心』と訴えているところです。何が安心なんでしょうか。何かクレームがついた時にメーカーに責任転嫁できるから安心なんでしょうか。そういう販売店の方が不安です。


当店ではお客様の要望に応じてメーカー縫製もいたします。他店でお求めになる場合は自社縫製とメーカー縫製の違いは何なんかをよくお聞きになってご購入されることをお薦めします。自社縫製が良いとか悪いとか、メーカー縫製が良いとか悪いとかの問題ではなく、販売店の姿勢の問題です。


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コメント

  1. あの時の約束

    こんばんは。御無沙汰しておりました。
    納品・取付・打合せに明け暮れ、結構忙しかったカーテンランドでした。
    あの時の約束カッコいい建築家と我らがカーテンドクターとのコラボレート施工写真です。

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