先月、ご注文をいただいたお客様でお伺いしたところ、6年前にとりつけたカーテンが変色したとのことでした。この商品は東リの輸入の高い生地で、施工後1年程して雨に濡れて一部色が変わったとのことです。
今までにそういった経験はなく、高い生地なのでお借りして東リに調べてもらうことにしました。
そうしたところ、東リの方で外部の検査機関に委託してきちっとした報告書をだしてくれました。
こうしたことは床材の方で手馴れているのかもしれませんが、
『さすが東リ』 痛み(伊丹)いりました。安心して使えるメーカーです。
やはり『カーテンも東リ』ですね。
報告によれば、染色堅牢度と薬品による変色試験などをしてくれました。その結果、染色堅牢度には問題はなく、商品的なものではないことがわかりました。変色部分は酸性を示しまして、家庭でよく使う薬品である、ガラスマイペット、ガラスクルー、ハイター、サンポールなどでも試験をしてくれました。
そうしたところ、酸性系のサンポールで類似の変色が見られたのですが、トイレで使う薬品が付着したことは考えられず、主たる要因は不明です。
私の推測ですが、この現場は東大阪の工場地帯の近くにあり、ご自宅の隣で自動車関連工場を経営されているため、『酸性雨』も考えられるのではないかと思っています。
参考にしたホームページ『身近な酸性雨のえいきょう』
工場や自動車の排気ガスが空中で変化して酸性の物質になり、この物質が雨や霧に溶け込むと酸性雨になります。それによって変色したことも考えられます。
私の考えに賛成・・・? う ⇒はい