『業界初』って?

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リリカラのチラシリリカラが6月7日に、新しいカーテンの見本帳『サーラ』を発売するにあたり、企業戦略のひとつとして、業界初でレギュラー縫製にすくい縫いを採用するとのことです。

 チラシを見る(チラシをクリックすると大きくなります)限りでは「レギュラー縫製の基本仕様をすくい縫いとし、ワンランク上の上質な仕上がりのオーダーカーテンをリリカラがお届けするのは”業界はじめて”のサービス」とのことです。


すくい縫いとはスカートやズボンの裾の折り返しの縫い方のように糸が表面にでないように縫うやり方です。
これは、それ専用のミシンが必要でそれがあれば、そんなに難しいものではありません。 リリカラは業界初ということをアピールしていますが、レギュラー縫製にすくい縫いは五洋インテックスは20年前からやっていますし、あまりうまくいきませんでしたがアスワンも3~4年前に1.5倍使いですくい縫いを標準仕様にしていました。


リリカラの説明によりますと、2本糸のすくい縫いミシンを使うとのことですが、それならばフィスバは見本帳にもうたっていますが、2本糸のすくい縫いミシンで縫製しています。 当店も4年前から2本糸のすくい縫いミシンをつかった縫製を標準仕様としております。詳しくは1月31日のブログ「2本糸の掬い縫いミシン」をもう一度ご覧ください。 リリカラのいう「業界初」というのはどこの業界のことなんでしょうか。インテリア業界には先駆者がいます。これじゃ、インチキヤ業界といわれますよ。

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