サンゲツ、カーテン見本帳「Wish」発売

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今日、実測にお伺いしたおうちでは、もうクリスマスツリーが飾ってありました。まだ少し暖かいですが、もうそんな季節かと思いました。これから年末にかけて、街では「第九」が聞こえるようになりますが、我々の仕事は
大工が終わると、内装工事になり、年末にかけて、ひじょうに忙しくなります。

24日25日頃がピークで、その頃はクルシミマス(クリスマス)。今年は特に儲からない、単価が低い、細かいの三択で苦労~す。(サンタクロース)それから年末にかけては、少し落ち着いてくるのですが、毎年その頃チョンボをして、年末ギリギリまで働き、最後は大ミスか(大晦日)で終わります。

やっと新年を迎えられるかと思えば、除夜の鐘が「ローンローン」と聞こえるのです。また、来年も借金返済のためにがんばらなければなりません。

本日、サンゲツが新しいカーテンの見本帳「Wish(ウィッシュ)」(←これをクリックすると詳しい説明があります。)を発売しました。
この見本帳の大きな特徴は生地を仕立てた場合の価格表示(業界では通称マトリックスと呼んでいる)で生地単価は記載されていません。(生地販売もするらしい)

価格も8つのカテゴリーに分けられており、その商品群からならば、どれを選んでも同じ価格となっています。例えば、ZONE Aの商品ならば、200×200のサイズならば、2倍ヒダでどれを選んでも、16800円です。
この見本帳では1.5倍ヒダで1つ山のゴブレットヒダも提案しており、HAPPY Ⅰの商品群で200×200でどれを選んでも12800円となっています。

この見本帳の商品はすべて、消臭機能がついています。
これは、すでに川島織物セリスト住江織物トリプルフレッシュという形で、消臭機能のつけたカーテンを販売しておりますが、私が11月10日のブログにも書いたように、これからの高齢者社会に対して大いなる需要があり、大変いいことです。

そして、すべて税込み価格表示になっています。

見本帳は今日いただきましたが、どちらかというと、内装工事店向け、もしくはあまり提案をしないインテリアショップ向けの見本帳と感じました。住宅メーカーなどの間接販売では難しいし、カーテン専門店でも難しいと思いました。

この見本帳では、オーダーカーテンとして1.5倍ヒダを提案しています。他社との差別化をはかるため、1つ山のゴブレットヒダ(写真左・この写真は見本帳に掲載されている仕様説明からスキャナしたもので、実際の縫製ではもう少しヒダとヒダの間隔があくと思います)を提案しています。当店でも、1つ山のペンタックスタイル(写真右)を提案しており、我が意を得た感があります。
HAPPY縫製仕様
ペンタック

しかし、サンゲツの仕様は半間(90センチ)の窓で6つヒダをとることになっており、ヒダとヒダとの間が17~18センチぐらいあき、間が抜けたようになります。当店のペンタックスタイルは同じ生地巾で同じワイドの半間の窓で、9つヒダをとる仕様で2倍使いと同じヒダ間隔の12センチぐらいになっています。

どちらがきれいかは人による美的感覚ですが、当店ではヒダ間隔を短くした方がきれいと考えます。

<

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*