マリメッコのBOTTNAのレース701を取り付けました。
輸入品で国内に在庫がなかったために納品に1か月以上かかりました。
その間、レールは取り付けて、他の部屋のカーテン、レールは取り付け、
この部屋2窓分はレースの仮吊りをお貸ししていました。
こちらの現場は完全にリフォームされて、親世帯と若夫婦世帯が隣同士で
お住まいになっています。
若夫婦世帯は、ネットで調べて遠方より当店にご来店いただきました。
親世帯は近くのカーテン屋に注文されたそうです。
親世帯の方は、どんなカーテン、レールがついているのかは見ていないので
わからないのですが、親世帯のご主人が若夫婦世帯のレールの取り付けてある位置が
ひじょうにセンスがいいとほめていただいていたということです。
おそらく、地元のカーテン屋は窓上すぐのところにレールを取り付けていたようです。
レールの取り付ける高さに関しては、これが正しいというのはなく、
施工業者の判断によります。
当店では装飾レールでは窓上15㎝ぐらい上に取り付けてます。
昨年、出来た窓装飾プランナーの資格試験のテキストである窓装飾プランナーBOOKでは
211ページ レールの取り付けビス位置は装飾レールで12㎝、機能性レールで10㎝程度アップで
取り付けましょうとなっています。
実は裏話をしますと、この数字を載せることにおいて相当もめたようです。
カーテンレールのトップメーカーが最初は嫌がっていたのです。
いろんな事情はわかっているのですが、このブックが今まであいまいに
なっていたことを数字でズバッと書いたことが高く評価できるのです。
カーテンを吊ったときに一番きれいに見える位置にカーテンレールを
つけるべきで、窓上すぐというのはあまりきれいとは思わないのです。
でも、現実的には下地優先で窓上すぐについていることが多いのです。
そこらの事情をカーテンレールのトップメーカーも知っているのです。
さて、マリメッコのBOTTNA(ボッツナ)をフラットカーテンでとりつけました。
この商品、なぜかよく売れまして、この1週間で3現場納品するのです。
実は窓の巾が258㎝あります。レールの長さは両サイド10㎝ずつだして
278㎝ぐらいになります。
この商品の生地巾が150㎝で両端の耳を折り返して、フックからフックまでの
最大の巾が片開き136㎝で両開きで272㎝ぐらいになります。
レールのキャップに端を引っ掛けると真ん中が開いてしまうサイズのため
少し工夫をしました。
両端手前に後入れのストッパーを入れて両端は10㎝ぐらいフリーに
動くようにしています。閉めても窓枠が見えない程度に余裕を
もたせることによって完全に閉めることができるようにしています。
外からみた画像
裾は柄が重ならないように本縫いウエイト巻きロックにしています。
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